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ココベリの行方は不明だったが、敵が近くまできていた。15人は戦闘の準備をし始めた。
「先鋒は俺でいいっすよね?」
そう言って、金やんはその機体に乗り出した。
「ついでに、勝ち抜き戦ですよねこれ?…じゃあ俺が15人?抜きしてきますよ。」
そう言って、金やんが乗り込んだ機体が動き出す。尾翼にはボーイング2525と書いてある。
「やっぱり飛行機はこうでないと、良い曲線美……え?ロボットって飛行機なの?大丈夫なの?」
そう言ってボスケスはファントムを見る。
「おそらく、視聴者サービスだな。いきなり高性能のロボットなんか出たらあっという間に勝負が
着いちまうからな。先鋒のスペックはこれぐらいが妥当なんだろ。」
「でも、旅客機よ、ただの。どうやって戦うというの?さっきの核の話は?どうやって破壊する
の?」
ボスケスが聞く。
「ここだよ。」
そう言って、ファントムは自分のコメカミを人差し指でトントンと叩いた。
「相手の先鋒は…ちょっと、あれF-20じゃない。」ボスケスは心配そうに呟く。
「F-20か…現実には採用されなかった機種だ。こんな所でお目にかかれるとは楽しみだ。」
そう言って、ファントムはニヤリと笑う。
「楽しみだって…こっちは旅客機よ、戦闘機に勝てるわけないじゃない!!」
「少しはアイツを信用してやれ。」
「だって…」
「忘れたか?アイツは第255回ロボコンの覇者だぞ!!」