先の読めないお話作り


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■先の読めないお話作り

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1 名前: no name :2009/11/29(日) 21:30:57 ID:s9EA1SuI

皆でお話を作りましょう



昔々あるところにおじいさんが


所ジョージが倒れているのを見つけました


おじいさんは所ジョージを・・・・


↑的な。それではスタート


昔々あるところに

257 名前: no name :2009/12/20(日) 21:02:51 ID:gLP0rM/5

「ブッ・・・・なぁんじゃこりゃあああああー!!!!!」
中身はワサビであった。
そう、芸能人が罰ゲームでよく食べさせられているアレである。
明神は言った。
「かかったな相川!このスキに脱出だ!」
毛布を身体に巻きつけて、ドアに手を掛けたその時!

258 名前: no name :2009/12/20(日) 21:33:49 ID:ussQVuLG

>>256
相川が見つめるその先には、かつての親友、山田がいた
「な、なぜ・・・?」戸惑う相川に山田は言う
「取引場所をばらしておいてなぜはねぇだろう?
裏切っておいて無事で済むとでも思っていたのか?死にな」
山田が銃を向け冷たく言葉を投げる
一瞬のすきを突き銃をけり上げ逃走を図る相川
その先に満身創痍の男と気を失った女
それを追いかけるターミネーターが!

259 名前: no name :2009/12/20(日) 22:38:50 ID:bA529U5U

満身創痍の男(以後 満ちゃん)は焦っていた。
目の前からは警官A。後ろからはターミネーター。そして、脇には気を失った自分のBOSS!!

こんなピンチはいつ以来だろうか。小学校の頃、ガキ大将の大林君にタイマンを申し込まれてしまった時以来。いや、それ以上か?そんな事を考えつつ、満ちゃんの頭の中で様々な選択肢が生まれては消えていった。

「BOSSすまねぇ。」
そう言って横道に逃げようとした時、満ちゃんはある事に気が付いた。
そう、警官Aのライトの矛先が自分達ではなく、ターミネーターでもなく、そのさらに後ろから、こちらに向かって走ってくる、半裸の相川だという事に。。。つーか何してんだぁ!相川ぁ〜!!

260 名前: no name :2009/12/20(日) 22:53:18 ID:5M2WO3jb

「まんちゃん!!やばい!山田がっ!」
相川は焦りながら言った。
「はぁ?まんちゃんって誰だよ!?」
満ちゃんはいぶかしげに言う。
(何故、相川が大柄な男をまんちゃんと呼んでいるのかは番外編にて。)
「えっ?何?」
警官Aが言う。なんと、警官Aは相部 満子という名だったのだ!

261 名前: no name :2009/12/20(日) 22:58:04 ID:JW6LDjl+

満ちゃんが相川に気を取られている間に、倒れていたBOSSは目を覚ますと辺りを見回した。
「私のアタッシュケースはどこに行ったのかしら。困ったわね・・・あれには・・・」

262 名前: no name :2009/12/20(日) 23:03:12 ID:JW6LDjl+

そんなBOSSに気づいていない相川たちの間では激しい会話が行われていた。

263 名前: no name :2009/12/20(日) 23:13:09 ID:JW6LDjl+

相川「誰もあんたは呼んでない」
満子「そんなはずないわ。たしかにあなたさっき満ちゃんて言ってたもの」
相川「あんたの名前が何かなんて知るか。とにかくあんたに用はない」
満子「だったら呼ばないでよ。紛らわしいじゃない」
相川「だから・・・
満ちゃん「んなことより、山田って誰だよ!?なんでおそわれてんだよ!?てかそれ以前におまえだれだよ!?」

264 名前: no name :2009/12/21(月) 12:12:17 ID:vVYJrAYj

相川はその台詞にいきり立った。依頼を頼んだ女からろくに連絡も
伝わっていないとは。
しかし、次の瞬間、満身創痍の男の片手片足が酷く痛めつけられて
いる事、得体の知れない機械が追って来ている事、婦警がいる事に
気付き、途端に嗜虐心が募った。

山田はどうせ後を追って来るだろう。警官と銃を持った山田、そし
てこの二人と妙な機械の鉢合わせ。これほど面白い見ものはない。

背後を見ると、もうそこまで山田が来ていたが、警官の姿に慌てて
銃を持った手を後ろへ回す。が、この婦警もそれを見過ごすほどは
間抜けではないらしい。
無線を取ると、相方の警官に連絡を取り始めた様だ。そして、満身
創痍の男と機械の前に女が立ちはだかっている。

「どいつもこいつもまとめてくたばりやがれ」
相川は口の端を歪めて吐き捨てた。

265 名前: no name :2009/12/21(月) 12:33:24 ID:a4AMHbKP

一方いくら探してもアタッシュケースの見つからないBOSS。
「しょーがないわね。どこかに代わりになるものは・・・。・・・!」
BOSSの見つめる先には台詞を吐いた相川がいた。
(あの男・・・!こんなところで会うなんて・・・運命って因果なものね。ちょうどいいわ。アタッシュケースはなくなったけど・・・あの男がいれば・・・このQW-ASD計画は・・・!!)

266 名前: no name :2009/12/21(月) 18:12:18 ID:B+YxXMh3

と、そこに現れた一人の男。

267 名前: 削除済 :削除済

削除済

268 名前: no name :2009/12/21(月) 18:48:51 ID:Vr+VqHXO

皆が振り向いた先にいたのは―!

「新世紀スタッフ一同・・って誰だよ!」

明神である。

269 名前: no name :2009/12/21(月) 20:37:28 ID:6E9t5tYR

(・・・何か皆で盛り上がりすぎじゃない? そりゃ、今日はクリスマスだし、BOSS気
取りの女の子は可愛いし、警官Aの相部満子?は全然警官らしくないし、相川もそっち
の気があるかと思ったら今半裸だし、つーか寒くないの?その格好。大柄な男もとい満
身創痍な男に到っては、「満ちゃん」なんてカワイイ?呼び名まであるし。扱いやすい
っていう気持ちはわかるけどさぁ〜。、、、元々俺が狙われてる身だったのにさぁ、な
んか俺無しで話が進んじゃってない?
 一応、この物語の最初の登場人物だし、「恐喝探偵」っていう肩書きもあるんだから、
ちょっとぐらい皆もさぁ俺の事いじってくれて良いんじゃないの? いや、別に主人公
って決まったワケじゃないから良いんだけどね。これも、今までの登場人物をわかりや
すく説明してるだけだし。断じていじけてる訳じゃないから。というか、、、俺もキャ
ラ設定・・・・)
「・・・変わりすぅぎぃだぁCィィィィィィィィィィィィ!」
明神の心の中で芽生えた葛藤が抑えきれず、声となって爆発した。

270 名前: no name :2009/12/22(火) 02:03:47 ID:AWOUiO/P

「くそうっ、新世紀スタッフ一同……!」
明神はその場にいる全員が膠着状態なのを見て取り、相川の言って
いた『女』というのを目に焼き付けた。恐らくコートに身を包んだ
女が、相川の依頼人なのだろう。そして妙な金属製の骸骨が動いて
いる。
婦警も一人いるのが意味不明だったが、今回相川が遊びに来た家は
幾つかの客用の部屋に過ぎない。いくらでも切り捨てられる家だ。
そこが幸いした。

黒のセダンが止まっている。恐らくは女と巨漢の車だろう。
警官の前で大胆過ぎる行動ではあるが、今はひとまずあれで適当な
所まで逃げて、タクシーに乗り換えるとしよう。

彼らが制止する声を振り切って、明神は車の運転席に滑り込んだ。
鍵は付いている。財布も持っている。
ひとまずは会社……いや、自分の別のアジトへ。
明神はアクセルを踏み込んだ。

271 名前: no name :2009/12/22(火) 03:23:31 ID:6l3t3uq2

どぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおん!!!!!
途端に車は爆発した。そう、エンジンを入れると爆発するように女が仕掛けておいたのだ。

272 名前: no name :2009/12/22(火) 04:31:57 ID:AWOUiO/P

「明神の野郎、吹き飛びやがった!ははははは!!」
相川はケタケタと笑う。その相川に金属製の骸骨が近付いて行くと
女が割って入り、また横殴りの機械の腕を胸に食らって弾き飛ばさ
れた。相川の笑いが止み、彼は表情を凍り付かせた。
「くっ……」
巨漢が銃を掴み、それを向けながら女の方へ這って行く。向いた先
にいるのは相川、その手前に機械。緊迫感が再び辺りを包む。
銃声。機械は揺らぎもしない。
「!」
盾に出来ると知った相川は男と自分の間に丁度機械が入る様に、わ
ずかずつすり足で遠ざかりながら移動した。山田は婦警から取り上
げられた銃を取り返そうと飛びかかる。もつれ合い、転ぶ二人。
「返しやがれ!あいつを持って行かれたら俺がおしまいなんだよ!!」
「駄目!」
「このアマ……!」
取り上げた銃を奪われてたまるか。婦警・相部満子はどうにか馬乗
りにはさせまいと、身じろぎした。
山田は次第にそんな彼女に興奮して来た。

相川は連なる銃声を聞きながら考えた。
この機械の速度なら、自分はまず逃げ切れる。後は巨漢の銃の射程
範囲から逃れればいい。
女には後日事情を聞くとしよう。

遠くからサイレンが聞こえて来た。消防車……いや、パトカーだ。
「仕方ない、ここは逃げるわ……」
「待ちなさい!」
アバラをやられたのか、苦しげに声を絞り出す女に巨漢が頷いた所
で揉み合いながら婦警がけん制した。

273 名前: no name :2009/12/22(火) 14:19:52 ID:C9ZYJp3n

空から巨大なうんこが落ちてきた。
ピンク色で大体東京ドームくらいの大きさのやつ。

274 名前: no name :2009/12/22(火) 17:30:27 ID:WBPIbJRu

と思いきや、それはいちご味のソフトクリームだった。

275 名前: no name :2009/12/22(火) 18:38:47 ID:56LNjkp2

・・・ハァハァ・・・ったく最悪のクリスマスだ。
明神は心の中でそう呟いた。

爆発した車から何とか逃れ、片手で這って逃げていたら、今度は空から
巨大なソフトクリーム。しかも大嫌いないちご味だ。
爆発に巻き込まれた左手足を庇いながら、狭い路地へと逃げ込んだ。他
の連中はどうなったのだろうか。冷たいコンクリートの壁に寄りかかる。

「そこの若いのぉ。怪我しとるんかぁ?」

路地の奥から声がした。明神は反射的にそちらを見る。
全身赤ずくめ、白ひげを蓄え、白い大きな袋を担いだお爺さんが立ってい
た。 どう見てもサンタクロースだった。

276 名前: no name :2009/12/22(火) 19:27:17 ID:Qdrai9gd

???「天からお塩!!」

277 名前: no name :2009/12/22(火) 21:32:14 ID:ZsWYQ+uJ

こんなところで何してるんすか?先輩

278 名前: no name :2009/12/23(水) 01:10:20 ID:/JOuFT1H

自分にサンタクロースで老人の後輩はいただろうか?
明神は次第に薄れつつある意識の中で、必死に模索した。

279 名前: no name :2009/12/23(水) 05:30:38 ID:/JOuFT1H

……いない。自分にはサンタで老人でしかも後輩の知り合いなど一人
もいなかった。
小さい頃枕元にプレゼントを置いてくれたのはいつも両親のどちらか
だった。
「来るな」
明神は立っているのもやっとなのを隠そうとしたが、相手には見透か
されてしまった様だ。
「ひとまず、わしの家に来なさい」
「くっ……!」

さすがは
『一晩で世界中の子供達の枕元にプレゼント配達を完遂する謎の男』
と言うべきか、サンタは何ら苦もなく明神をそりに乗せ、トナカイに
出発の合図を出す。瞬く間に街が小さく見える高さまで舞い上がる、
サンタのそり。
そして眼下に広がる街の明かり。

明神はそれを眺め、思わず呟く。

「ステキ……」
「そうじゃろう、そうじゃろう。あの明かりの一つ一つに、子供達が
いるのだと思うと、わしも頑張り甲斐があるというものよ、ふぉふぉ
っふぉっ」
愉快そうにそう告げる白いひげの老人。
自分は、こんな人をずっと心待ちにしていたのではなかったのか?
それを待ち侘びながらも、いつしかこんな世界へ踏み込んでしまって
いたのではないのか?
「お疲れじゃろう。少し眠るといい」
「はい」
言われるままに、明神は気を失った。

気付くとそこは何処かのロッジであった。暖炉の火が赤々と燃えてい
る。そしてふかふかの布団と毛布に包まれている自分。
こんなにゆったりした気分は何年ぶりだろう。更に手当てまで済んで
いる。先ほどの老人のケアだろうか?
明神は不可思議な状況だとは思いつつも、この温もりから離れたくは
ないと、身じろぎしたくなる衝動を抑え込んでいた。

そこへ、ノックの音がした。

280 名前: no name :2009/12/23(水) 08:45:19 ID:i5kHMEhn

・・・という夢を見ていたようだ。
現実世界でもノックの音は鳴り続けている。

281 名前: no name :2009/12/23(水) 11:31:08 ID:MyZNCj4y

けだるそうに立ち上がるとドアを開けた
と、そこには友人である鈴木の姿が

282 名前: no name :2009/12/23(水) 11:50:10 ID:w9w8oBE5

ありませんでした

283 名前: no name :2009/12/23(水) 12:06:10 ID:uPV7kql0

しかし、小林君の姿が

284 名前: no name :2009/12/23(水) 13:18:17 ID:/JOuFT1H

「こ、小林……!」
「久しぶりだね、明神君」
「何故ここが?」
「サンタさんからのプレゼントらしいよ、僕が」
「何と!」

小林はとある探偵の所謂ソレで、『少年探偵』と呼ばれた頃からの
探偵暮らしに埋没する、明神の学生時代からの友人だった。代返を
する代わりに困ったら相談に乗ってくれるのは、ともすれば、突如
自分の身に降りかかった問題にだんまりしてしまいがちな学生時代
には大変ありがたい。
警察、そしてそこから頼りにされる彼の雇い主のバックがあるのを
いい事に、ローティーンの頃から拳銃を撃ち、車を公道で乗り回し
ていたのに目をつぶれば、実に頼りになる男。それが、小林―

そもそも、明神の付けられたあだ名である『恐喝探偵』とは如何な
る意味なのか?その内容を明かしてみよう。
明神は世に言う、所謂『別れさせ屋』であるが、それは時として、
『結び付け屋』にもなり得る。
例えば、元々付き合っていた相手に付いていけない部分があったと
する。ところが、互いに話し合っても納得してくれない場合や、時
には暴力を振るって来たり、精神的圧力を加えて縛り付けようとす
る相手であった場合、独力ではまず食い潰される。
そこで登場するのも別れさせ屋である場合がある。無論業種的に、
別れさせ屋にもその仕事は可能だ。何故普通に弁護士などに頼まな
いのかなどの事情はほぼ聞かず、事情と相手の素性を聞き、『仕事』
として処理する。
『それだけでも随分感謝される事が多いのだ』
という事実を、明神はこの世界に入って思い知った。ストーカー殺
人なども珍しくなくなった昨今、徹底的に禍根を断ってくれる存在
である『別れさせ屋』。前述の様に、別れて欲しい相手が限りなく
法的にグレーゾーンの手口を用いて依頼者を縛り付けようとするケ
ースも少なくない。そういうケースで相手を徹底的に痛め付け、一
筆書かせ、金も搾り取る。

『恐喝探偵』という、奇妙で、本人としても不本意な明神のあだ名
は、そこから付いたのだ。

285 名前: no name :2009/12/23(水) 14:21:06 ID:/JOuFT1H

実を言えば、今の明神の仕事上でのものの見方は、小林からかつて
『話せる範囲でね』
という事で聞かされた内容を生かしている事がほとんど。今の明神
の仕事の仕方の基礎を作ったのは意外にも彼だった、という事にな
る。
直接の面識があったかどうかはよく知らないが、親友の一人にたっ
た今裏切られて来た明神には、どこか落ち着かないものがあったが
それでもサンタクロースからの贈り物ならば、きっとまざりっけの
ない純粋な贈り物に決まっている。
そう思いたかった。

「随分ひどい怪我だね。顔色も良くない」
「いや、一晩の内に色々あってな」
「ふむ。何かサンタさんに飲み物を頂いて来よう。
何がいい?」
「すまないが、ココアなどもらえればありがたい」
「分かった、少し待ってて」

そばにあった机から引っ張って来た席を立ち、ドアを開けて出て行く
小林。

それは虫の知らせだったのか、明神は視界の隅のそれを確認してしま
った。

小林の開けたドアの先、その床の血溜まりに、サンタがうつ伏せに倒
れているのをー!

286 名前: no name :2009/12/23(水) 14:42:08 ID:psbY09JN

という夢を見たのを覚えている・・・
ここは?東京?

287 名前: no name :2009/12/23(水) 15:09:50 ID:oMHN1WGU

「なんという・・夢を見るんだ俺は・・」

もしかしたらこれも夢かもしれない・・と思う
明神は自分の頬をつねる。
「痛くない・・ん?ならこれは夢じゃないのか?」

東京―明神は現在侵されてる状況に気づく。
目の前には夜空に眩く光るクリスマスの街並み
そして、背後には首都の象徴でもある東京タワー。

その一瞬の光景を明神は明瞭に憶えている
ハリウッド映画の如く、
上空から落下する人間が壁の出っ張りに摑まって
事なきを得るなどという芸当は不可能である。

「さよなら、俺の人生。」

288 名前: no name :2009/12/23(水) 16:15:27 ID:JqqrxZ8X

みんなタイトルの「先の読めない」って言葉を忘れてない?

289 名前: no name :2009/12/23(水) 18:35:00 ID:3ClhqNM7

テーレッテー

290 名前: no name :2009/12/23(水) 19:00:16 ID:8y2dVdi2

明神が五里「夢」中でさ迷ってる頃。

相川はとあるホテルの一室にてタバコをふかしていた。脇には逃亡という
名目で協力してくれた依頼者である女が寝息をたてている。様々な追跡者
達から逃れ、とりあえず命は繋げられたと言っていい状況だった。
。。。しかし、相川は後悔の念にかられていた。

291 名前: no name :2009/12/24(木) 10:01:14 ID:ThmHYk0V

====END====
昔々

292 名前: no name :2009/12/24(木) 10:39:08 ID:WYEo+Ef0

ある

293 名前: no name :2009/12/24(木) 11:05:19 ID:2Eu0Ib01

オプティマスプライムが 
http://www.nicovideo.jp/watch/sm9149092?length=0&from=0

294 名前: no name :2009/12/24(木) 11:30:28 ID:nw1hCvWs

うまい棒(チーズ味)片手に

295 名前: no name :2009/12/24(木) 11:59:21 ID:VB6Gn9Vf

あぜ道を歩いていました。

296 名前: no name :2009/12/24(木) 12:49:57 ID:ThmHYk0V

すると

297 名前: no name :2009/12/24(木) 13:27:43 ID:yL5wzZ30

大統領がやってきて

298 名前: no name :2009/12/24(木) 14:19:35 ID:ThmHYk0V

道端のうんこを

299 名前: no name :2009/12/24(木) 14:25:50 ID:msfdCwjj

物珍しげに

300 名前: no name :2009/12/24(木) 14:53:23 ID:VB6Gn9Vf

観察した後、スコップで土をかけて埋めました。

301 名前: no name :2009/12/24(木) 15:46:39 ID:xPR86Gkm

するとそこから金のなる木が生えてきてとトトロの様な形になりました

302 名前: no name :2009/12/24(木) 16:03:09 ID:VB6Gn9Vf

「怖いから埋めなさい」
「はっ」
「あ、焼いてから埋めなさい。灰にしてね」
「はっ」
「形も残らない方がいいな。怖いから」
「はっ」
「あ、うっかり踏ん付けて我が国の国民が迷惑したら可哀想なので、
立て札も立てなさい」
「はっ」
「周りもロープか何かで囲って入れない様にしなさい」
「はっ」
「夜でも分かる様に、道の途中に立て札も立てておきなさい」
「はっ」
「いや、宇宙から見ても分かる方がいいよね。イルミネーションも
付けなさい」
「はっ」
「今日はクリスマスだし、お祝いとかすれば、お祓い代わりになる
かもです。
『メリークリスマス』
と綴りなさい。ムギ球で」
「……はっ」
「難しい?」
「『男なら、やってやれ!だ!!』
と、日本の漫画に書いてありました。やります」
「何だか昨今の情勢的に気に入りませんが、気合が入っているのは
何よりです。しなさい」
「はっ」

こうして、衛星軌道上からも分かる様に、跡地にはイルミネーション
が付けられたのです。
『版権上めんどくさそうな気がするよく分からない何かが眠る』
と綴られて。

そして、十年後、やはりそこは話の都合っぽく、キャンプ場になりま
した。訪れる若者達は例によってやらかしちゃう人々が八割でした。
その夜―

303 名前: no name :2009/12/24(木) 16:16:03 ID:fQVJ4aWg

そこの長だった天童よしみが

304 名前: no name :2009/12/24(木) 16:25:05 ID:5igrMzUU

死にました

305 名前: no name :2009/12/24(木) 17:04:29 ID:MRj+I/FG

大統領が埋めてあげます

306 名前: no name :2009/12/24(木) 18:49:25 ID:ZrQSBpoO

ついでに液体ヘリウムで凍らせて起きます

307 名前: no name :2009/12/25(金) 02:04:15 ID:fUjNwFmM

大統領「OK」

308 名前: no name :2009/12/25(金) 06:04:22 ID:M3cB5zca

「よしみ……」
謎の死を遂げたよしみを悼み、友人達が泣いています。
やがてグループの女の子一人が、
「ごめん、ちょっとトイレ……」
と立ち上がり、部屋を出て行きました。

……しかし、三十分経っても戻って来ません。
「遅いなあ……何かおかしくないか?」
「ちょっと誰か女の子、見に行ってあげてくれない?」
「分かったけど……何だか怖いから、あたしらみんなで行こう?」
「うん……」
「何かあったらすぐ呼べよな」
「うん、じゃあちょっと見てくる」
彼女らは部屋を後にしました。

309 名前: no name :2009/12/25(金) 11:17:55 ID:1iZoAcck

そんな事も知らず
女の子は経験値を上げるべく冒険へ出かけます

310 名前: no name :2009/12/25(金) 11:26:29 ID:J0TlLdm/

すると女の子の目の前に一匹のピカチュウが現れました。
彼女はピカチュウと共にマサラタウンを目指して出発しました。

311 名前: no name :2009/12/25(金) 11:27:57 ID:JFVDw9z8

まず、マチの教会の神父さんに冒険上での注意事項を聞きに行きます

312 名前: no name :2009/12/25(金) 12:23:24 ID:M3cB5zca

ゲームの流れでよくある描写に従って記しますと、まず彼は祭壇に
向かって何か呟いていました。電波を受信したのか、神への祈りな
のかは彼のみぞ知る感じです。
更に、訪れた彼女達にいきなり向き直って接近を図り、周辺地域の
秘密を語り始めるのでした。

313 名前: no name :2009/12/25(金) 13:02:55 ID:fUjNwFmM

その話は3時間以上にも上る壮大なストーリーでした。

314 名前: no name :2009/12/25(金) 15:52:36 ID:1iZoAcck

女の子は町のゲートまで来ました。
黄色い鼠を肩にのせいよいよ再出発の時です

315 名前: no name :2009/12/25(金) 16:21:40 ID:M3cB5zca

その頃キャンプ場では、女の子がいなくなっていて大変な騒ぎに
なっていました。
しかし、責任追及を恐れて言い合いの果てに遂には通達もせず、
夜には酒や得体の知れないドラッグに溺れて不安を打ち消し、エ
ロス人(びと)になる者まで現れる始末で、その手の作品に登場
するキャラとして実に模範的な、未知のクリーチャーやその辺を
狩り場にしている謎の殺人鬼などのターゲット風の有り様に成り
果てるのでした。
どんとはれ。

316 名前: no name :2009/12/25(金) 17:58:51 ID:hCxwCCwC

にょろーん

317 名前: no name :2009/12/25(金) 23:54:33 ID:M3cB5zca

「ちゅるやさん……っ!」
若者グループのリーダー格の青年はそう叫びながら、汗だくで目を
覚ましました。
「夢か……」
汗を拭いながら周囲を見れば、皆それぞれのベッドで、タオルケッ
トなどでかろうじて裸を隠している状態。
隠せていないのもいます。
「何故俺だけ一人で寝ているんだ……」
青年は気分を害し、昨夜の女の子を近隣まで探しに行こうと決め、
ザックに荷物を詰め込むと、書き置きを残してキャンプ場を後に
しました。

「まずは森かな……」

318 名前: no name :2009/12/26(土) 00:33:59 ID:CPMrZwqJ

一方黄色い鼠を乗せた彼女はジム戦をしていました。

319 名前: no name :2009/12/26(土) 00:45:24 ID:3xL6dgeO

スモークチーズはあるかいっ?

320 名前: no name :2009/12/26(土) 12:26:10 ID:EsaATfP2

先ほどから青年の心にあるヒロインの言葉が響く。今は
『スモークチーズはあるかいっ?』
という台詞が脳内に響いた。明るくも自分の容姿を安売りしない、
そのお気に入りキャラの声。それに誘われるかの様に、森の奥へ
奥へと進んで行く彼。それを覆い隠すかの様に霧も濃くなって来た。

下手に迷って崖から転落などは御免だ。
彼は一応持って来た簡易テントを張り、薪を集め、焚き火の準備を
する。勿論何日もかけて、今の軽装備で散策をする気はない。
ただ、近隣にいない場合は今度こそ警察に連絡をして、山狩りをし
てもらう必要があるだろうと考えたのだ。

当の本人は黄色いネズミと冒険の旅への希望に胸を膨らませている
ばかりか、モビルスーツで実戦配備の真っ最中だという事すら知ら
ぬままに。

おでん缶を鍋に明けて暖めたものは空腹を満たすのは十分だった。
今度食べる時はもっと品目を増やして食べたいものだ。
しかし、この霧、どんどん濃くなっている気がする。自分の書き置
きにまたパニックになり、外へ飛び出したりしていないといいが。

霧で帰れない場合の事もきちんとメモをして来た。つまり、夜にな
るまで戻らなければ、地元警察への連絡をし、山狩りをしてもらう
様にとの伝言だ。

321 名前: no name :2009/12/26(土) 12:47:47 ID:EsaATfP2

が、事態はそう上手く行かなかった。トイレ探索隊の女の子達も戻
っていたが、その全員が集まった中で、お調子者で女を何人も変え
ているAが、こんな事を言い始めたのだ。

「なあ、いなくなった女の子みっちゃんと、あのクソ真面目なCだ
けどさ、相談があるんだ」
「相談?」
穏やかならぬAの言葉に、他の青年達も困惑の表情やうめき声を上げ
ル。
「ああ。まず、この中にみっちゃんが好きな奴がいたら、正直に打
ち明けて欲しい。逆の場合もだ」
「それって、みっちゃんを恨んでいる奴はいないかっていう確認?」
「そう。以前からAはみっちゃんに尊敬されて慕っている部分があっ
た。そしてこのキャンプ場も実は数々の謂れがあるんだ。
 上手くすれば、恋敵を助けずに、最悪警察や地元の青年団に知ら
せても間に合わせない方法を、この皆で考え出せる訳さ」
「それって、人としてどうなんだよ」
眼鏡の青年・Nが訊ねた。こう見えても運動能力と頭の回転は速い
事で密かにこのメンバーにもファンがいる。
「アクシデントは避けられないのさ。どれほど気を付けていてもな」
「つまり、人為的にアクシデントを起こして、お前なりの言い方を
すれば、
『今後の人間関係の風通しを良くしないか?』
って事か!?」
「理解が早くて助かる。それに丁度いい霧だ。
 この中を良く知りもしない森に入り込むなんて自殺行為さ。しかし
Aとみっちゃんは明らかにこのロッジから離れて近隣を彷徨っている
はずだ。
丁度ここに三人ずつに分かれて行動出来る人数が残っている。片方を
消したいと考える奴同士で組むのさ。で、両方をふん捕まえて、濃い
酒を飲ませてぐでんぐでんにさせ、崖から落とす。
どうだ?いい考えだと思わないか?」
「そんな考えがあっさり出て来る時点で、俺はお前の正気をかなり疑
うよ」
Nが憂いの表情を浮かべた。そもそもただのキャンプだったのに、この
流れは一体。自分も薬物と酒で欲望に身を晒したのは認めるが、仲間を
罠にはめて殺すだなんて。

俺はどうすればいいんだ、みっちゃん―!

322 名前: no name :2009/12/26(土) 14:58:12 ID:3xL6dgeO

(省略されました・・全てを読むには ここ を押してください)

323 名前: no name :2009/12/26(土) 17:13:57 ID:EsaATfP2

ごめん
『Aとみっちゃんは〜』
じゃなくて
『Cとみっちゃんは〜』
で。

その頃、黄色い子供達の人気者などを率いたみっちゃんは―

324 名前: no name :2009/12/26(土) 17:47:17 ID:kuczOxH7

准尉から少尉へ昇格していました

325 名前: :2009/12/26(土) 19:44:28 ID:VaoDIlZf

でもすぐに一般人になりました。

326 名前: no name :2009/12/26(土) 19:53:57 ID:Pm/dMW12

         || | |  ||  \財前教授の総回診です |  |:::| |:::::::::::::::|
         || | |  ||    |               |  |:::| |:::::::::::::::|
         || | |  ||    |               |  |:::| |:::::::::::::::|
.          ̄ ̄    ̄ /□○∧∧_∧∧_∧∧_∧,,,○ □ ヽ :::::::::::::::|
               (゚ー゚(゚Д゚(・∀・ ( ´∀` ) ´_ゝ`)゚Д゚ミ ∀‘) ::::::::::. |
                 (y[(| (  .) <v> )v>|) : ) |:::::::   |
                 |_ |_ |_:_||_:_||_:_| _| _ ゝ |:::::   |
   _           ∪ U (_(_(__)_)_)_) U ___)  i:::   |
   /|         /            ∧              \|:::    |
     |         /.  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
              /では>>1さんの手術をしよう。多分食道癌だ。切除すれば
              必ず治るからね。渡欧前にさっさとすませてしまおう。

327 名前: no name :2009/12/26(土) 19:57:12 ID:EsaATfP2

一応の色々なご報告などをしてみようかと思ったみっちゃんは、
再びあの教会を訪れました。

328 名前: no name :2009/12/26(土) 20:11:15 ID:kuczOxH7

中へ入ると目の前にはザビエル似の頭をした神父が礼拝していました

329 名前: no name :2009/12/26(土) 20:39:15 ID:+OL65jPm

「フランシスコ・ザビエル」だよ、だれが「サンフランシスコ・ザビエル」だあああああああああ!!!!!!!!!
と、襲ってきました。

330 名前: no name :2009/12/26(土) 21:06:53 ID:EsaATfP2

思わず両掌を突き出し、
「来ないで!」
と神父さんの肺を押し潰す様ににクリティカルヒットさせてしま
うみっちゃん。
「カハッ……!」
神父さんは派手に吹き飛び、並ぶ礼拝堂の椅子に後頭部を強打し
ました。
どでかい2HITに神父さんのライフゲージはほぼ0です。

格闘ゲームで言うところのよろけ状態となった神父さんは、何が
起こったのか分からないなりにも、必死に脳を働かせました。

『もしや自分の初めて放った日本人向けのギャグが原因なのかも
しれない。彼女を安心させなければ』

有閑(誤字ではない)で慈悲深い彼は無謀にも立ち上がって近付
くのでした。

331 名前: no name :2009/12/26(土) 21:10:43 ID:kuczOxH7

身の危険を感じたのか肩にのっている黄色い鼠が突然
神父の頭目掛けて10万ボルトを放ちました。

332 名前: no name :2009/12/26(土) 21:53:08 ID:Pm/dMW12

ピカチュー!

333 名前: no name :2009/12/26(土) 22:07:35 ID:6zLYVwFf

そうだ!右上に行こう!

334 名前: no name :2009/12/26(土) 23:46:55 ID:EsaATfP2

神父さんは禁欲的な生活が祟ったのか、その電撃ですっかり凝りが
ほぐれたばかりか、やはり人体なので爆発してしまうのでした。
やはりみっちゃんも無軌道なヤングの一員だけあってやる事が派手
です。
「私は命令なんか出してない!」
虚空を見上げて怒り出すみっちゃん。

335 名前: no name :2009/12/27(日) 00:22:37 ID:pk8L7E52

「どうしよう・・・」
少し焦るみっちゃん。
「ピッピカー。」
当然の報いだと思う黄色いねずみ。

336 名前: no name :2009/12/27(日) 00:30:55 ID:1bnFWHDd

「とりあえず、回復しよ」

337 名前: no name :2009/12/27(日) 00:55:18 ID:FBCsQZhD

「うぎゃーーーす!」
ああ、なんということでしょう!
神父さんは、実はアンデッドだったのDEATH!!

338 名前: no name :2009/12/27(日) 01:45:25 ID:lB0Ljor8

にょろーん

339 名前: no name :2009/12/27(日) 02:15:18 ID:v2TA49N6

困ったので、○○モンセンターに駆け込んで、
獣医さんにたのんで、
置くときは時間がかかるのに、
返してくれるときは一瞬で回収で着ちゃうすごい台のところに
隠れました

340 名前: no name :2009/12/27(日) 04:52:20 ID:V4Ep97gi

しかしそこは一見○○モンセンターに激似ながらも実は、『真・女神
転生』シリーズでお馴染みの、悪魔合体を執り行う邪教の館だったの
です。
そして神父さんは神に仕える身の上ながらもアンデッドになってしま
ったという事はとどのつまりは属性がダークロウ。
平気の平左で某再生者神父さんといい勝負な感じで堂々と入って来る
ではありませんか。
「ひどい事をしてくれましたねぇえええええええええい……?
殴ったり○していいのは異教徒と化け物だけと、常日頃から教えてい
ませんでした、くわ!」
そう言うなり、『美少女戦士○ーラームーン』の替え歌を熱唱しなが
ら、クロスチョップの体勢で重力を無視して水平に飛んで来るではあ
りませんか!

危うし、みっちゃんと黄色いねずみ!

その頃、そんな彼女を心配して探しに出た青年・Cは、空腹に耐えか
ねて口にした怪しいキノコがやはりはずれだったのか、体の各所が
異様に膨れ上がって変質し、菌糸類風になっていました。
ほとんどマタン○です。というか、ほぼそうです。
Cも危うし……!

341 名前: no name :2009/12/27(日) 06:16:20 ID:V4Ep97gi

Cは怪しい菌糸類にほぼ身体を乗っ取られかけていましたが、それを
阻んだのは昨夜酒と摂取した怪しい薬物でした。菌糸類はその薬物に
含まれた何かがまだ作用している彼の脳味噌や脊髄への干渉を拒んだ
のです。
端的に言えば家族の男兄弟を掃除していた女性陣が何かを発見して
しまった時の様な拒絶反応。所謂
『……気持ち悪い』
という事で、彼らはCの肉体のそれ以外の部分を変質させるだけに留
まりました。

「どうしたものやら」
仕方なくザックを手にして歩き出すC。痛覚もあまりあてにならない
感じですが、少し辺りを見回しますと、教会風の建物が見えました。
「何故こんな所に……隠れ切支丹?
しかしこれは……」

2メートルを超えた身長、禍々しく尖った指先で、怪人と化したCは
そちらへ向かって歩き出しました。

……土中から地域に伸びている膨大な菌糸の一部、そして時折彼の
全身が散布するソナー代わりの粉末が嗅ぎ取ったみっちゃんの気配
を頼りに。

342 名前: no name :2009/12/27(日) 13:24:31 ID:V4Ep97gi

地中を張り巡らされた菌糸と、大気中の粉が、そこかしこに訊ねて
回ります。菌漫画の彼らの如く、みっちゃんの行方を。

まずは航空編隊を組んでいる内の空挺部隊の様子など。
「あ〜、何だか変なのかもしちゃったよ」
「妙な薬のせいで具合悪い」
「人間は何するか分かったもんじゃねえなあ」
「酒だけにしとけよな、世界一の下戸の癖に」
「で、何やら女を探しているらしいんだが」
「みっちゃん情報は現在あの教会の方に伸びている菌糸から、直接
奴の脳へ情報が飛んでいるはずだ」
「便利ー。もうあいつ、携帯いらないね」
「大規模移動も担当してくれて実に喜ばしい展開だ」
「あいつの周囲に仲間がいたろう?あいつらもちょっとかもして、
我々の領土を増やしたいんだよね」
「昨夜うるさかったしな」
「『どうせまだ風呂にも入らないでグースカ裸で寝てやがるに違い
ないからかもしちまいなさい』
と、我々の部隊長からの進軍指令が出たぞ」
「かもしますか」
「かもしましょうか」
「ラリってる奴らが一番かもしやすいもんな」
「不衛生だしな」
「とっつきやすいぜ」
「よし、いざ進軍〜」
『おーっ!』

昼を待たずに菌糸類の感染経路が広がり、更にCだった何かが教会に
辿り着いたのは言うまでもない。

343 名前: no name :2009/12/27(日) 23:01:10 ID:+PgeEH1/

プッシャアアアアアアアアアアアアアアアアア!!

344 名前: no name :2009/12/28(月) 06:20:56 ID:/G/GdqW8

勢いよく音を立て、壁に降りかかった血飛沫。
倒れる男、そして絹を引き裂く様な女性達の悲鳴。

そう、菌達より一足速く、キャンプ場は殺人鬼に
よって蹂躙されていたのであります。

菌達は辿り着いた先での惨状を眺めつつ囁き合いました。
「やべーよ、新鮮な苗床があまり新鮮でなさそうな苗床に料理
されてやがるよ」
「しかし我々はあまり新鮮でなさそうな苗床もまた好きなのよ
ね」
「システムには逆らえない」
「血筋にも逆らえない」
「自分のゴーストにも逆らえない」
「菌なので」
「菌として」
「菌故に」
「菌だからこそ!」
「という訳で」
「みんなかもしてしまおう。なるべく美味しい内に」
『さんせーい』
「準備はいいか、クソッタレども」
「小便漏らしつつ付いて来いー!」
『おーっ!』

そんなこんなで瞬く間に殺人鬼を含めたその場の全員が、マタン○
への変貌をし始めました。こちらは薬物摂取から時間が経過してい
るので、余す所なく美味しく頂けて菌達も大喜び。

量産型マタン○達は見事に乗っ取られると、わずかに残る自由意志
と菌の支配の間で揺れながら、遠くに見えた教会を何となく目指す
のでした。

345 名前: no name :2009/12/28(月) 09:50:07 ID:n/p1BnDQ

教会へ着くと、そこは何やら戦闘を行った後がありました。
「一体何が・・」
「ぎゃーーす!!」
すると教会より西の方角から奇妙な悲鳴が
「そこか!」
マタン○はすぐさま駆け寄りました。

346 名前: no name :2009/12/28(月) 10:55:38 ID:/G/GdqW8

そこにいたのは何処かで見た感じの黄色いねずみともう一匹、そして
Cが実は保育園の頃から大好きだったみっちゃん、そして得体の知れ
ない神父姿の顔色のよろしくない男でした。
Cはみっちゃんに近寄ろうとしましたが、彼らはこちらの姿を見て、
警戒の視線を飛ばして来ます。恐らくは地元在住のクリーチャーやら
殺人鬼パート2とでも思ったのでしょう。
無理もありません、どこからどう見ても自分は今、公開当時の予告
によれば、『吸血生物・マタン○』なのですから(尚、その本編に
おいて、吸血の『き』の字も出て来なかったのは言うまでもない)。

ですが、今の彼女達を助けられるのは自分しかいないはず。更に
彼女達の後方から自分に酷似した姿の、付け加えれば歩む速度は
遅くはあれど、妙な唸り声を上げる一団が迫っていたのです。
「あ、あれは……!」
Cの意識はそう言ったつもりでしたが、台本の関係でやはり人語に
はなりませんでした。くぐもったうめきが風に乗せて彼らの耳に
届くばかり。
「妙なのが現れましたねえ。これこそがぁ、う私の言っていた化け
物そのものでぇす。キリーング!」
神父は不敵にそう言うなり、昔のアニメの方の『北斗の○』のザコ
もびっくりのこれまた重力を無視した跳躍で飛びかかって来ました。

自分に出来る事は何だ?
今、この瞬間に自分に出来る事は―

『かもせ』

脳裏に何者かの囁きが聞こえました。
「……!」

衝撃音がし、神父の頭をがっきと掴んでいるCだった何か。そして
その歪に尖った手から神父の表皮を通して何かが浸食を始めます。
『かもしウェーブ……!』
簡単に言いますと、掴んだ相手の身体に、マタン○と化したCに常駐
している菌が飛び付いてそれぞれの好物の部分を美味しく頂いて破
壊するのであります。

「どっげぇーッ、マー(以下略)」
版権に優しく台詞を省略しつつ、神父の肉体はかもされまくって地に
落ちるなり砕け散って大地とほぼ融合しました。
何というかもしパワー。

しかし、その有り様にみっちゃん達の警戒レベルは急上昇です。

347 名前: no name :2009/12/28(月) 11:40:09 ID:ceoesDU6

とりあえぜ

348 名前: no name :2009/12/28(月) 11:49:39 ID:n/p1BnDQ

マタン○はドスドスとみっちゃんの側へ近づきます。
「こっ来ないで!」
後退りをするみっちゃんは言います。

近づいても近づいても一定の距離を保ったままです
さらに、威嚇信号を発する黄色いねずみ。
らちが明かないと思ったかCは思い切って言ってみます
「ほら、あの時一緒にキャンプ場に居た――
しかし、みっちゃんの表情は謎めいてくばかり・・
そう今のCは何を言っても人語にはなりません。

しかもみっちゃんらの後方から酷似した一団が迫ってくるばかり・・・

349 名前: no name :2009/12/28(月) 13:40:50 ID:/G/GdqW8

どうすればいい?
考えているCは脳天を揺さぶられる様な衝撃を受け、そのままがっくり
と地べたに転がるのでした。動かそうとしても指先一本動きません。
イメージ的に明らかに黄色いねずみの仕業です。

ですが、薄れて行く意識の中、彼の視界に入って来たのはマタン○
達の脇を潜り抜けて逃走するみっちゃんと黄色いねずみ他一匹。

そして何故か仲間割れと思しき争いを始めるそのマタン○一団。
見れば一人は鉈を持っています。Cは知りませんが、それは殺人鬼の
成れの果ての姿でありました。

どうにかしなければ。
しかし、身動き取れぬ今はあの得体の知れない生き物達だけが頼り
です。

助かってくれ、みっちゃん―

Cの意識は闇に飲まれました。

350 名前: no name :2009/12/28(月) 14:13:52 ID:ZS1OO8py

「旦那ァ〜、飲み過ぎだって。もうやめた方が良いですよ。」
マスターが一人の男に話しかけた。
酒屋、そこは情報が行き交う場所。ここに来れば何か手がかりがあるはず、一人
の男はそう確信して店に入ったのが数時間前の事。今は完全に飲み潰れている。
その男は 忘れられた男 Nだった。

351 名前: N :2009/12/28(月) 15:21:56 ID:4GokYj82

TELTEL〜♪
その時、Nの電話が鳴った。
あえていうならば・・・
ポケベルという名の古代ベル式携帯通信機N‐427
(ストラップはつけれない)
を当時使ってはいたが、時代が進み、pokebel2(ポケベルツー)(スペルわからんw)
という新しい通信機が誕生し、自分はまるで江戸時代の人間が初めて電話を見たかのような反応をしていることに、つい最近気がついたことに、傷つき嘆いた。
のだが!それにこりず新し物好きの彼(現在Nと称される謎の男)は
その明らかに怪しいポケベル2を某家電量販店「Y○M○D○電気」
でキョドキョドしながら(店員さんが結構ハイレベルなかわいさの女の子だったのも含めて)買った。


ところで↑の某家電量販店の名前の「○」に入る文字はなんだろうね?
みんなで考えよう!!
1.A 2.AA 3.空白 4.タヒね

ダダダダダダダダダダッダンッ♪

答えは…
4番の[タヒね]でしたぁ〜

某家電量販店(てかもう某いらなくねw)
の名前は「山田&宮本&大吾朗…消えろ。(アフ○ニスタン支店)」
ってことになりますね。

それでは次回もお楽しみに〜じゃんけんポンッ!!
…うふふふふふふふふ


買った。
だけどまた新しいpokebeling(ポケベリング)
というのが出てもはや時代についていけない
Nであった。


Nはそっと通話開始のボタンを

「ポチっとな」した。

352 名前: no name :2009/12/28(月) 16:23:20 ID:n/p1BnDQ

Y○M○D○電気は爆破しました
そして、ブラックホールが出現し跡形もなく吸い込んでいきました。

「・・・・」
この正体はNが持つポケベル2のワンプッシュ能力。
実はこのポケベル、普通のポケベルではなく
NASAの宇宙開発部が開発した
超近代特殊技工を備えるPOKEBERUUだったのだ!
何故、一般の量販店にあったかというと
NASAのある開発チームが何らかの実験により失敗、挫折したため
開発責任者であった男がネットへ流失したからである。
そして、廻りに廻って最終的に行き着いたのが
この何の変哲もないただの量販店というわけ。(説明下手でスマソry)

適当に買ったポケベルが実はそんな成り行きが
あったなんて知る由もないNはただ唖然とする。
「・・・何故にNASA?」
疑問に思うN。まぁそんな細かい事は気にせず・・(ry

353 名前: 微温湯 :2009/12/28(月) 16:48:52 ID:yLNnC2L+

のび太「...という夢を見たんだ」

354 名前: イマイ :2009/12/28(月) 17:33:59 ID:pLb8NiCb

「のびた君、頭を割ってみてみるね」
「・・・うん、いいよやさしく入れてね」
「あたりまえだよ」
ぎゅううううういいん変な音とともに、赤い飛沫が散った
「痛いよ、もっとはやく動いて・・・」
「特に問題ないようだ」
・・・なんだ、風邪?と思ったが頭痛がする。
「のびた君、夢じゃナイン陀ひはあああああああああああ。脳内にD-ウイルスを少しばかり入れさせてもらったよ。」
「うわああああああああああああああああ痛いよーーーー青くなってるよ体がどんどん」
ぷすううう
だだっだっだだっふぁ¥
「完成だ!完成したじぇ新しきのびドラがよ」
はあああああああああああああああああああああああ嗚呼ああああああああああアああアああああああああああああああああああああああああああああああああああああ

355 名前: no name :2009/12/28(月) 17:38:18 ID:Y+xnzu2F

そうして完成したのびドラはゲームを借りパクしたジャイアンからゲームを奪い返すべく、
ソニックもびっくりの超スピードでジャイアンのもとへ向かうのでありました。

356 名前: no name :2009/12/28(月) 18:47:25 ID:LqirlNxe

そして射精した

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