なんとか武器だけは無理して送ったが、食料は輸送できず現地調達というカッパライで
敵の首都南京まで進撃して、兵隊の凶暴化を起こしてしまった。
凶暴化した軍隊だからこそ、30万人という無抵抗の人間を虐殺できたんだよ。
このときの現地司令官松井石根大将の後で、南京占領の責任者になった岡村
寧次大将の手記が残ってます。
張作霖を殺した責任者を重罰にしてたら、日本の歴史は変わってたかも知れんな。
国際連盟から脱退する必要もなくなり、孤立化もしなかったろうに・・・
諸行無常とはいうが、その当時の日本軍はむかしの神兵の面影も消え去ったわけだ。
現地の軍隊の暴走を制御できない日本政府が、最後には日本の10倍くらいの生産
力を持つアメリカ相手に、戦争を吹っかけるという暴走までしてしまったの。
結論::「政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのない」ようにするのが
日本国家の立場で、近衛氏の個人的立場は今の日本政府の立場ではない。
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私は華中、華北の戦場で、日本兵が昔日の神兵ではなく、掠奪、強姦、放火
等の非行が少くないことを知り痛嘆した。
http://www.geocities.jp/yu77799/okamura.html