こうして得られた新しい認知が患者の行動療法への積極的参加を促し、
行動療法の効果を高めるとされている。
また、こうして得られた症状の改善は能動的に患者が獲得したものなので
再発率が低く、過激な行動療法によるトラウマなどが患者に残ることもないとされる。
ちなみに近年、これら治療法の知識を入門書などで齧った人間が、
「日本語勉強しなおして来い」
「日本語でおk」
といった言葉によって患者に自己洞察を促す事があるが、
これは完全な誤りである。
「こうした言い方は患者を傷つけたり、患者と社会との軋轢を生み危険」と、
日本における長文病治療の第一人者永井文章氏も
日本長文病学会報の中で述べているのでやめよう。