>>414 4月にいきなり謎の40倍の埋葬数を出した組織が怪しくないわけないだろ!
アンタ勘違いしてるよ。
この埋葬数は、崇善堂に報告があった時の日時で統計をあつめたもの。
けっしてその日に埋葬したと言うわけではない。
占領当時の日本軍では、住民による勝手な遺体埋葬を厳罰にしてましたので軍
の許可がいり、郊外での遺体埋葬は未許可で内密にコソコソ住民がやってました。
ところが松井石根大将が内地に帰り、岡村寧次大将になってから方針が変更に
なり厳罰されなくなったため、多くのボランティアが集まり埋葬し、そのボランティア達
が過去不法に埋葬した遺体まで、崇善堂に報告することで合法埋葬にしたもの。
それまで不法埋葬でビクビクしていた連中が、4月以降は大威張りで生活できる
ようになったわけだ。
実質上南京市長だったラーベ氏でさえ、通勤途上の中国兵遺体の埋葬を日本に
いくら頼んでも許可が出ず、夢にまでその遺体が出てきて悩まされてました。
ーーーー引用開始ーーーー
一月二十二日
竹の担架にしばりつけられた中国兵の死体については、これまでも幾度か書いてきた。
十二月十三日からこのかた、わが家の近くに転がったままだ。死体を葬るか、さもな
ければ埋葬許可をくれと、日本大使館に抗議もし、請願もしてきたが、糠に釘だった。
依然として同じ場所にある。しばっていた縄が切れて、竹の担架が二メートルほど先
にころがっただけだ。いったいどうしてこんなことをするのか、理解に苦しむ。日本は、
ヨーロッパ列強とならぶ大国だと認められたい、そのように扱われたいと望んでいる。
だがその一方で、こういう粗雑さ、野蛮さ、残忍さを見せつけているのだ。これでは
まるでチンギス=ハーンの軍隊と変わらないではないか。もうこれ以上、この哀れな
男の埋葬を気にかけるのはやめることにした。ただ、ときどき、あの兵士が死んだまま、
まだこの世にいることを思い出すことにしよう。
一月二十六日
中国人兵士の死体はいまだに野ざらしになっている。家の近くだからいやでも目に
入ってしまう。いったいいつまでこんなことが続くのだろう。信じられない。
(ジョン・ラーベ日記 より)