>>106 戦争に強ければ勝てるし弱ければ負けるという一般常識
これは事実だよ。
しかしあなたは「戦闘に強ければ勝てるし弱ければ負ける」と誤解してるのじゃないの。
戦争とは一時的な戦闘と違って、経済力や住民の支持、兵士の倫理観など多くの
要素が影響するもの。
ジンギスカンはこれらのものすべてにおいて、周りの武装勢力より段違いに力を持っ
てたわけだ。
その点南京虐殺を起こした日本軍は南京での戦闘には勝てたが、その後の治安が
保てずにゲリラ戦の泥沼に入り込み、軍事力も経済力もを消耗。
中国軍を根絶しようとして、原因を外部に求めて4年後にベトナムから武器弾薬を
送ってるとして補給路を断つためにベトナムを占領し、アメリカに石油禁輸をされて
大慌てに撤退しようとしたが中国からの撤退まで要求されて逆切れ。
とうとう真珠湾攻撃して日本自体の国家存亡の危機まで、追い込まれてしまった。
南京虐殺をやってから、たった8年しか戦えなかったわけ。
しかしジンギスカンは政権を握ってから160年くらいの天下を子孫に残してたんだぜ。
160年も政権を続けるだけの力は、日本軍には無くて南京占領後たった8年だ。
最大の原因は住民の支持をなくし、日本軍の多くの兵士に倫理観がなかったため。
アメリカでさえアフガン侵攻してちょうど8年くらい経つけど、アフガンのタリバン支援
部隊が降伏したのに、その捕虜(5000人以上)はコンテナに閉じ込められ虐殺された。
戦闘には勝てて多くの敵兵を虐殺したが、これじゃ長い戦争には勝てん。
こんな事をやってはアメリカ兵や北部同盟軍も、倫理観をなくし住民の支持をなく
した兵士がたくさんいるから、またタリバンの世界がくるだろう。
ーーーー引用開始ーーーー
「私は一人ずつ数えてみた。全部で8000人だった。生き残ったのは3015人で、そこ
には最初の捕虜の数に入っていなかったクンドゥズのパシュトゥン人も含まれている。
残りはどこへ消えたのか」。
その答えの少なくとも一部は、ダシュテ・ライリの砂漠の中、50メートルにわたる砂の
下に埋もれている。
http://www.asyura.com/0304/war26/msg/1036.html