>>225 毎日新聞記者の創作
戦争が終わって100人斬りの将校が裁判を受けるとなったら、俺が記者であっても
裁判では、たとえ事実であっても俺の創作ということにしてあげるよ。
この事件は降伏した捕虜や、一般市民を捕まえて座らせ、首を軍刀でチョンキリ
殺した数字を、将校同士で競争したもの。
たとえ戦争中であっても、人間として許される行為じゃないけど戦争の狂気のせい
であり、しかも日本軍内部では認められていたもの。
殺された遺族からいったら、明らかな犯人を死刑にしたがるのは当たり前だろう。
ーーーー引用開始ーーーー
足の位置を定め、今度は刃部を前に戻し乍ら一気に振り下ろした。
ドスッ≠ニ鈍い手応えと同時に、噴水の如く二、三本と吹き出す血。村長の首は
胴体より僅かに早く落ち、顔は苦悶に歪み、歯はガチガチと砂を噛んだ。
凄愴、無残。ただよう血の匂い。 ……つづいて私は次の四十がらみの村幹部の
後方に廻った。
http://homepage3.nifty.com/m_and_y/genron/data/nangjin/hyakunin/uno.htm