クリスマスまでに一人1スレでフルにするスレ


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18 名前: no name :2010/12/24(金) 05:39:17 ID:XHi+34wb

イギリス経験論は古代ギリシャの論法であるディレクティケーに似ている。
プラトンやアリストパネスなど多くの哲学者は対話編という現代の戯曲に近い形の文を多く残した。
論文形式に近い文章にまとめたのはアリストテレスが初めてだったというが、彼自身もその形式の文章を書くこともあった。
これは自ら論理を語るというよりも読み手を意識し、彼らの経験に訴えるものである。
イギリス経験論者のロックやパークリー・ヒュームは一切の因果を経験の内の印象に還元できるとし主張する。
確かに論理というものは連続する印象を因果で結びつけなければ機能しないため、制約上経験知よりも弱い立場といえる。
何より経験知から得られるものが悟性であり、下手に論理で決め付け崩壊するよりも経験は柔軟かつ視野が開けているといえる
我々は推論より先に経験が先行し、そこから内存在という経験を経て知識活動が可能となることを知る必要がある。
古代ギリシャではそれにより真・善・美の調律をしていたのである。
現代哲学でも経験という先験的感性形式のカントを通じて了承しうるこの旧科学的思想は
21世紀の科学と呼ばれる統計学を用いた人文科学により復権し真の幸福とは何かを問いかけるのである。
しかし、この方法は社会現象という複雑を相手に必ずしも反証が可能でないため経験が論理を先行する性格上、権威主義などの横行も激しく
議論が腐敗することも多かったため、これを嫌う科学者乃至研究者たちから疑似科学と呼ばれることすらある。

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