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>>117
夫の愛が最も強い だが手に余る
2008年 夫の嫁は翡翠だった たまに白レンの夫になったり紫の式神にもなったりしたがやはり翡翠の夫だった
しかし彼はいつの間にか萃香の夫になっていた…いままでの嫁だった翡翠を捨てて…
彼は一体何故嫁を変えたのか？なぜ夫は翡翠を捨てたのか？
答えは「特にない」…
何もないが…ただほんの少しだけ…翡翠に飽きてしまっただけだ…その飽きはごく『弱い』…本当にごく『弱い』…
電気の信号となりアレの体内の神経細胞を伝わり…脳の中に流れた……それが「萃香の夫」だ
そして「萃香の夫」は何もしない 人にダメージを与えたりとか人を操ったりだとか痛みだとか眠らすとか…そういう事は一切しない
ただ萃香を愛でるだけだ
彼の脳の大脳辺縁系の本能をほんの萃香といろんな嫁という存在と共に愛でるだけ…
さっき手に余ると言ったが…嫁が多すぎるって事さ
メイドだろうが婆ちゃんだろうが愛でてしまうんだぜ…