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前スレ
http://bbs.nicovideo.jp/test/read.cgi/question/1197972552/
今回は芋が立てたよー
このスレに書き込む皆様へ
まずこのスレでのマナーを教えるからね
しっかり守ってね
いくよー
必須項目としてメールアドレス欄に半角英字で「sage」と記入してくださいね
これは確実に守って頂きたい
ちなみにこのスレッドはコテ推奨となっております
理由は
・次にこのスレに来た時、他人に識別してもらう為
・自分の性格を他人に覚えて貰うため、等
なお推奨であって強制ではないのでそのあたりは自由にしちゃってください
あとコテ出スレ禁止という規則があります
・このスレで使っているコテを他スレで使用してはならない
(スレ主がこのスレにて許可されている場合はOKです)
・他スレで使用しているコテはこのスレで使用してもかまわない
ここで雑談した良い子の皆は荒らし紛いの行為をしないでね
他のコテの立場が悪化しちゃうからね
時々、ニコニコに関する質問をしに来る人がいるけれど
専用スレがあるので、超初歩的な質問以外はそちらでお願い致しますよ
あとコテを嫌う方がいると言う事実を認識してください
その人と喧嘩しないようにお願い致します
また変態やド変態と呼ばれるメンバーが8割を占めておりますので
時折猥談に内容が変わりますので苦手な方はご注意くださいね
では、はりきって参りましょう!
まあ本当に忙しいのはクリスマスイブからだろうしね
面白い動画を見つけたので貼っとこう
乃 拿雌は兄貴大好きっ子?
>>403
最近はあんま見せないが
昔はそれは凄いブラコンだったよ
へー
>>404
ということは、見せないだけか。
乃 拿雌の文章からるんるん気分が伝わってきたんだが。
作ってた動画処理落ちすぎてワロタwww
まあとりあえず動画あげるわ
ある程度音ズレ修正しといた
>>407
お、きたか
処理落ちしてないの希望の場合はゲームデータを配布するからいってくれ〜
∧∧_____∧∧ /"⌒ヽ____∧∧ (゚Д゚,,(゚Д゚,,)
(゚Д゚,,) (゚Д゚,,) ./ ノ∪ (,,゚Д゚)  ̄ ̄ ̄ ̄
⊂⊂,,---------と つ .∧∧ /------∧∧つつ
| | ⊂(゚Д゚,,)つ (゚Д゚,,)"
∩∩ ⊂_⌒ .ノ〜 ∪∪,|
| ⌒〜 ∪" .|∧∧
| | (゚Д゚,,)
,ノ ,,ノ /∪ ノ⊃
∧∧ / /,, /
(゚Д゚,,) 〜( __ )
∪∪ ∪∪
>>410
処理落ち云々より、まずやってみたいんでデータくれw
>>410
はい!!希望します!!
>>410
名無しに同じく俺もやってみたい
>>410じゃあ俺もキボンヌ
じゃあ明日配布する
まだ主人公の名前決定して夜宵と光合流までやっちゃうよ
ささやかなクリスマスプレゼントだ
すまんアップロードする場所でお勧めの場所があれば教えてくれないか?
>>410
ただいま。是非やりたいね。
>>416
暇人等のメアド知ってるやつには昼に教えたビッグメールでいいと思うよ^^
でもの なめのは知らないからなぁ・・・
>>416
最高のクリスマスプレゼントだな。
誰かいい場所知ってる?
>>418
ROMの人たちのことも考えてやれよ
その配布って、携帯でも大丈夫なの・・?
いろいろごめん
うpしたぞ
>>418
共有だからなぁ。メアド晒せんのよ。
>>422キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
>>425
じゃあどうする?
斧使うか?
>>426
場所教えて〜手続きするから
>>427
じゃあそのファイルが合計何バイトなのか教えてくれ
>>422
想像以上の出来だった。スレがぼやけて見えんかったが。
さて、M−1みるか
え〜っとね
100M以上いくかもしれない
>>430
俺は松田聖子が生出演するのを見る。
見たぞい!!すげーな!!
>>431
ZIPにすれば多少は圧縮できると思うが
どうだろ
RTPも入れるとそんなにいくのか
じゃあそのファイルをzipフォルダに入れて
それで合計バイトが100MBを超えないなら
ttp://www6.axfc.net/uploader/10/
超えるならttp://www9.axfc.net/uploader/9/
にアクセスして
ちょっと退席
>>434
これ一つ一つイベントファイルってやつ使ってやってるから
最終的に100Mこえるんだ
もしよければ別に作ってるゲームのほうを一度上げてみるよ、ためしに
ただいま
おかえり
>>438
詳しい方法はメールで送った。
分からなければメール、またはここで聞いてくれ
わかった・・・
ためしに何か配布してみるかな・・・
昔言ってた光と俺の惚気ゲームがあるんだが(爆)
>>438
おかえり。
さてと・・・。また兄貴関連で落ちます。手伝いに行って来るのだ!
>>442
じゃあねノシ
>>442
ノシ
漫才早く始まらないかなぁ
>>442
ノシ。
>>443
なんにせよまとめやすいようにzipフォルダにデータを詰めてうpしたほうがいいよ。
もしその送りたいファイルのバイト数が80MBを超えないんだったら
ttp://www.axfc.net/uploader/
ここでそのバイト数に合ったページを見つけてくれ
去年のM-1優勝者はチュートリアルだったよな。
>>445
それはわかってる
zipにいれてもデータの重さが作成と同時に重くなっていくんだよ
イベントってファイルが増えるからね
あとは皆が皆RPGツクールもってないだろうから基礎データも入れないといけないし
RTPは各自ダウンロードでいいとおもうんだけどなあ
どうやら皆今はいないようだな・・・
ためしにさっきの動画の分うpしちゃえw
>>447
まあ俺が紹介したサイトが1番みんなが知っててなおかつダウンロードしやすいサイトだと思うから頑張って!
基礎データは持ってない。だからうpお願いね><!
>>449
さっきうpした続きの動画か?
時報にまだミク使ってるんだな
>>451
いや
あの部分のゲーム版
一応基盤入れとくけどもし無理だったらRPGツクール2000RTPでさがしてね
だめだ、RTPファイル同梱するとエラーが出る
>>455
大丈夫だ。そんなこともあろうかと一応RPGツクール2000RTPをダウンロードしておいた
よければそのURL張ってもらってもいいかな?
RPGツクールか・・・・・3か4か忘れたけど持ってるな
そういえば・・・・・・
ありがとう
・・・
さてと、めしおちしてくる
8時くらいにはうpで切ると思うのでよろしく
>>460
ノシ。
>>459
ノシ
>>462
俺かよwww
落ちる・・・・ノシ
はい過疎ったーッ☆
>>465
ばいばい〜 ノシ
まあ、他の話題は許されない雰囲気だったし過疎るのも当たり前っちゃー当たり前・・・
>>465
ノシっと
>>468
うん。まあ、逆に今は話題がないね・・
・・・・
飯落ち ノシ
ノシ
過疎ったか・・・。ならば前回の続きでも転載といこうじゃあないか。
そこはとある町の食品店…
パズー「おじさん、肉団子二つ入れて」
おじさん「珍しく残業かい?」
パズー「うん、今日は久しぶりに忙しいんだ」
パズーは、親方の飯(肉団子二つ)の買出しに出ていた。
こんなことは、残業の日ならばいつもやっていることなのだが…
パズー「…なんだろう?」
パズーは親方を待たせまいとして、小走りで作業場まで戻っていた。その時、空から降ってくる五つの光を見つけたのだ。
もちろんその光を確認すべく、パズーは光の落下地点まで走っていく。
パズー「…!? 人だ!」
すると、その五つの光の正体が人だということがわかった。
しかし光を発しながら空から降ってくる人間がいたなんて…
そんなことを考えているうちに、五つの光はゆっくりではあるが確実に降りてくる。
しかも、これはどうやら落下地点はパズーの作業場のようだ。ここは危険である。早く落下地点に先回りして助けないと…
…と、思っていたら五人のうちの四人がパッと光を失い、すぐさまその場に着地した。
いや、着地などというかっこいいものではなく、その場に叩きつけられた。
しかし、残りの一人は未だに光を失わず、ゆっくりとパズーに向かって降りてくる。
パズー「…女の子だ」
思わず手を伸ばすと、彼女はその上にゆっくりと舞い降り…
って重い!徐々に光が消えていくかと思ったら、その光が完全に消えた瞬間、彼女は本来の体重を取り戻したらしい。
気を失っている人間を運ぶのはこんなにきついことだったのか…なんとか安全な場所に寝かせると、パズーはすぐ近くでダウンしている四人の様子を見に行った。
やめろwww
親方「パズー!」
パズー「うわ!?」
…見に行こうと思ったら、親方に呼び止められた。
親方「そこで何してやがる!飯はどうした!?」
パズー「親方!空から人間が!」
と、パズーが叫んでも、親方の耳には入っていないらしい。
忙しそうにバルブを開け閉めしている。どうやらエンジンがいかれポンチのようだ。
親方「…このおんぼろエンジンめ…」
パズー「親方、空から人間が!!」
親方「二番のバルブを閉めろ!」
…まったく話を聞いていない。
そんなこんなで、結局残業はナシだった。
理由は、この鉱山がまったく機能していないということ。
銀どころか、錫すらも採れないらしい。
干上がってしまうのは困るということで、親方は早々に切り上げていった。
親方「そのおんぼろに油注しとけよ!」
パズー「はい!」
…と、待て。何か忘れてないか?
>>475
えーww
ちょうどそのころ…
海賊A「…だめだママ、真っ暗で何も見えないよ!」
船長「ちゃんと探したんだろうね!? …しょうがない。明るくなってから出直しだ!」
海賊が、あの時落ちていった飛行石を必死で探しているところであった。
海賊はまだ諦めずにシータの石を狙っているのだ。
だが異世界に来たキョン、ハルヒ、古泉、長門はそんなことも知らず、幸せそうに眠っていた。
・
・
・
キョン「ん…?」
古泉「…ここは?」
俺達は、外から鳴り響いてくるラッパの音で目が覚めた。
キョン「古泉、ここは異世界なのか?」
古泉「ええ、なんでこのような場所にいるのかは定かではありませんが、おそらくここは異世界かと」
長門「異世界に来た私達をここまで運んでくれた人が…いる」
キョン「うお、起きてたのか長門。え、じゃあ俺達は今…」
古泉「自世界に来たシータさんと同じ立場、というわけですか」
キョン「じゃあ、ここまで運んでくれた方に感謝せねばな。ところでシータは?」
長門「…外」
キョン「ハルヒは…まだ寝てるか。じゃあ俺達だけでも外へ。お礼も言わなきゃならんし」
少し笑った。
キョン「外…って上か!?」
高いところは苦手だ…だいたい窓から見下ろすだけでもかなりの高さなのに…なんという立地条件だよここの家は!
古泉「このはしごですかね?じゃあ行きましょうか」
キョン「待ってくれ。お前らが先に行け。俺はもう少し落ち着いてから行く」
古泉「…ふっ、わかりました」
は、鼻で笑うな!失礼なやつだ!さっさと行け!行ってしまえ!
長門「…」
キョン「あれ、お前は行かないのか?」
長門「…」
キョン「あの、長門?」
長門「…察して」
あ…そういえば俺ら制服だったっけ…長門はスカート…そういうことか。
キョン「わ、わかった…あとから来い」
別に覗こうとは思っていないが、長門がそういうんなら仕方が無い。
キョン「あぁ、上についたときが恐ろしいよ…って!?なんだ今の音!?」
なにか、下のほうで物が落っこちるようなバカでかい音が!?
長門「…確認してくる」
キョン「こ、古泉、今の音は…って!!!?」
た、たけぇよ!!おいおいおい、古泉はよく平気だな…
古泉「今の音は…下からしましたよね?」
キョン「ああ…長門が見に行ってくれたけど」
古泉「ここの下を見てください。レンガに穴が…」
キョン「誰か落っこちたのか…?って古泉!おま…!」
なんでお前はこんな高いとこでそんな行動力があるんだよ!
古泉「早くこちらへ」
キョン「うぅ…わかったよ…」
って、あいつ穴に飛び込みやがった!
俺にはそんな勇気はない!先ほど上ってきたはしごを下り、なんとか問題の場所へ…
パズー「やぁ、気分はどう?」
な、なんだこの少年は…?
シータ「あ、みなさん紹介します、この方はパズーと言って…」
長門「ここまで私達を運んでくれた…」
パズー「よろしく!さすがにこの人数を運ぶのは骨が折れたけどね!」
キョン「ありがとう。皆を代表してお礼を…」
ハルヒ「なんであんたが皆を代表するのよ?」
い、いつの間にか起きてきたのか、ハルヒがでしゃばり始めた!
キョン「は、ハルヒ!お前は出てくるな!」
ハルヒ「こういうのは団長の私が言うべきでしょう? …ありがとう。あなたがいなかったら、今頃キョンを筆頭に全員あそこでのたれ死んでいたわ」
お、俺を筆頭にするな!
(腐女子の脳内を知るには最適な資料だ)
連続投稿ミス連発ww
パズー「いや、いいんだよ。君達が無事でよかった」
パズーという少年は照れくさそうにハルヒから目をそらした。
シータ「…なにかしら…!?」
ハルヒ「ん?シータ、どうしたの?」
シータは窓の外を見て凍り付いていた。皆もそれに倣って窓に目をやると、一台の車が、家のすぐ前に止まっていた。
パズー「オートモービルだ!珍しいな!」
んん?確かにその程度の感想しか浮かばないと思うが、なぜシータはあんなにも驚いているのか?
シータ「…あの人達、海賊よ…飛行船を襲った人たちだわ…」
キョン「なに!?あれに乗ってる奴らか!?」
パズー「シータを狙ってるの!?」
古泉「すばらしいタイミングで来ましたね」
長門「…逃げるべき」
ハルヒ「ちょっと、奴らがシータを狙ってるってどういうこと!?説明しなさいよ!」
キョン「説明はあとだ!今は逃げよう!」
パズー「早くこっちへ!」
>>482
これ書いたのは男だけどな。半年前にVipで立った奴。意外とログ取ってるとこないんだよね。
シータに変装をさせ、すぐ家を飛び出す。しかし…
海賊B「うわ!?」
この程度の変装で、奴らにバレないなんてことは…
海賊B「待ちな!」
そーら来たぞ…あぁ、俺はもう知らんぞ!?
パズー「な、なに?急いでるんだけど」
海賊B「昨日、ここらへんに女の子が来なかったかい?」
…え?どうやらばれてないようだ…
パズー「昨日…来たかな…親方んのとこのチビのマッジが!」
海賊B「!?…この…行っちまえ!」
パズー「あい!」
古泉「やっぱりシータさんを狙ってるんですね!」
キョン「あれでバレないとは…」
パズー「とりあえず一難去っただけだ!早く安全な場所へ!」
・
・
海賊C「おい、女の子の服だ!」
海賊B「なに!?化けてたんだ!く、くそ、お前はママに知らせろ!」
海賊C「あいよ!」
・
・
・
親方「…みかけねぇな」
海賊A「可愛い子でね。黒い髪のおさげをしてるんだ」
パズー「親方ー!親方ー!」
ん?パズー、親方って誰だ?あの向こうにいる白いスーツの奴らか?
…そういえば、さっきの海賊もあんなスーツを着てたような…まさか!
海賊A「…ちょうどあのくらいの年頃でさぁ」
シータ「…!? きゃっ!」
って、シータ!? つまづいて帽子が…おさげが!
海賊A&D「!!??」
古泉「彼らも海賊のようですね…シータの髪を見て目の色を変えましたよ!」
海賊B「お前らー!その子だ、捕まえろ!」
げぇっ、関羽!? じゃない、さっきの奴だ!やばい、やっぱバレてたんだ!
ママってwww
海賊A&D「うぉおあぁあ!!!」
や、やばい、襲ってくる!だからと言って退くわけにもいかん!
海賊B「うおおおお!!!」
後ろからも来ている!
長門「…(ぶつぶつぶつ)」
キョン「ん…長門?」
海賊A&D「うぉお!…あ、あれ?」
海賊B「な…か、体が…!」
パズー「え?な、なにが?」
長門「彼らの周りの空間のみを…凍結させた。でも一時的なもの。すぐ戻る。逃げて」
キョン「な、長門、まさかお前一人でこいつらの相手をする気じゃないだろうな!?」
いくら対有機生命体コンタクト用ヒューマノイドインターフェースだとしても、長門は女の子なんだ!
一人でそんな危ない目に遭わせるわけには!
古泉「わかりました。いきましょうみなさん」
キョン「な!?古泉、お前はそれでいいのか!?」
>>486
これ、公式なんだぜ?
親方「そこのお嬢ちゃんも逃げな。ここは俺が請け負った」
そんなやり取りをしていると、いつの間にかデカい男が俺達の前に立ちはだかっていた。
長門「…」
パズー「俺も戦う!」
カーチャン「バカ言うんじゃない。相手は武器を持ってんだよ!?」
パズー「でも…!」
カーチャン「…いい子じゃないか。お前はその子を守っておやり」
パズー「…うん!シータ!みんな!こっちへ!」
結局、五人ともパズーの後に続いた。
ハルヒ「(な、なに?なになになに!?この大冒険はッ!!異世界!?海賊!?これはSOS団結成以来の快挙だわ!!!)」
海賊B「やっと元に戻った…体が動く…」
海賊A「そこをどいてもらおう」
親方「どく?ふざけんな、男なら拳骨で通れ」
海賊A「へへ…いい度胸だ…」
・
・
・
・
・
どこまで走っただろうか?俺達は町を抜け、だだっ広い草原をひた走っていた。
キョン「はぁッ…パズー、ど、どこまで走るんだ?」
俺はそこにいる超能力者や対有機生命体ヒューマノイドインターフェースや体力女と違い、生身の人間だ。
正直…そろそろ肺がパンクしそうだ。でもシータはそこまで辛そうではない。
お、俺の体力がないだけかー!?
パズー「とりあえず海賊達から離れよう!奴らはかなり広い範囲でシータを探してる!」
ハルヒ「ねぇ!なんでシータはあんな奴らに狙われてるの!?説明しなさい!」
シータ「私が狙われてるんじゃない…私の持ってる…このペンダントを狙ってるの」
古泉「この石は何か不思議な力を持っている…。彼らからシータを守るために、僕らはこの世界に来たんですよ」
長門「…そう。ここは…シータの世界…」
そうだよな…あんまり実感が湧かないが、ここはシータの住む異世界なんだよな…
洋風の町並み。たくさんの自然。どう見ても日本とはかけ離れている…
おまけに空を見れば変わった飛行機まで飛んでやがる…日本にはあんな飛行機ないぞ?いや、あれは飛行機というより戦艦?
って、なんて馬鹿でかさだ!おまけにミサイルなんだの、物騒なものまで完全フル装備!だ、だれか銃刀法違反で取り締まれ!
シータ「…!? 空を見て!あれは私が捕まって乗せられてた…」
古泉「軍艦…? シータさんを狙ってたのは海賊だけではなかったんですね」
パズー「…やばい!俺達を狙ってる!逃げろ!!」
キョン「うわぁぁあ!!もういやだ!元の世界に帰してくれぇぇ!!」
ハルヒ「…(わくわく)」
俺達が必死に逃げても、戦艦は上空からぴったりついてくる。
それでも振り切ろうと走っていると…
は、発砲してきやがった!!??
キョン「うわ、まじかよ!人間相手にそれはないだろ!!!!」
古泉「いえ、でも当てる気はないようです。これは威嚇でしょう」
キョン「なんでお前はこの状況でそこまで冷静に分析できるんだ!?」
シータ「み、みなさんもういいです!私、飛行石を手放しますから!ここまで迷惑かけて、その上撃たれちゃったら私…」
古泉「なに言ってるんですか。それはあなたの物ですよ?それを平気で奪いに来るような人間に負けるわけにはいきません」
ハルヒ「そうよ!よくわからないけどそれはあなたにとって大事な物のはずでしょう!?」
お前ら…いい奴すぎて目から汗が出るよ。
うん、これは恐怖からくる汗ではない!
昨日今日出逢ったばかりのシータにここまで優しくできるお前らに不覚にも感動したんだ!うん!
決してビビッてるわけじゃな…いぃぃぃいいぃぃ!!!???
キョン「そ、そんなのアリか!?ミサイルだ!!!逃げろー!!!!」
ハルヒ「え…!? きゃぁっ!!??」
古泉「くっ…!直撃したら死にますよ!?」
長門「…当たり前」
どーん!!!!!!!
…ミサイルは遥か後ろに着弾したが、それによって巻き起こったすさまじい爆風により、俺達は空中に勢いよく投げ出された!
あぁ…空を飛ぶってこういうことか…
背中が焼け付いたように痛い。もう汗で前が見えない。
そして、頭から地面に叩きつけられたと思った瞬間、意識はそこで途絶えた。
?「…さい!」
ん?なんだ?誰の声だ?
?「…ください!」
な、なにを…?
?「…きてください!」
…どこに行けと?
古泉「起きてください!」
キョン「うわぁ!? …ん?なんだ、お前か」
保守?
上半身だけ起こして、周りを見渡す。石造りの部屋?なんか牢屋みたいだな、おい…
それより、か、体がいてぇ…ここはどこだ?俺はなにを?
古泉「あのミサイルも、威嚇だったようですね。いや、あれは足止めでしょうか?」
キョン「ああ、思い出した…って、あのミサイルに当たって無事だったのか俺ら!?」
古泉「当たってはいないですよ。後ろで着弾したので」
なんだそうか…ホッと胸を撫で下ろす
キョン「ところで、ここはどこだ?」
パズー「ティディス要塞だよ。僕らは軍に捕まったんだ。シータと一緒にいたからだと思う」
キョン「そうか…くそ、そういえばシータがいない…あれ?」
ハルヒはまだ気を失っているようだ…古泉、パズーは無事だし…
も う 一 人 は ?
そうだ長門!あいつ、もしかしてあそこに置き去りに!?
…いや、それはない…俺達を連れてきて、
長門だけ連れてこないなんていうことはないはずだ。
古泉「おそらく、シータさんと長門さんは一緒でしょう」
キョン「な…シータはあの石の所有者だから、
別なとこで取り調べっていうのもわかるが、長門は…」
古泉「わかりません…しかし、軍の狙いが石だけなら、僕らがやられたとき、
石だけ持ってこればよかったはずです。わざわざ僕らまで連れて来る意味は無い」
キョン「な…じゃあ、軍の狙いは石だけじゃなく、シータも?」
古泉「ええ、おそらくは軍の目的は別にあり、その目的のために、シータさんとあの石が必要…と考えればつじつまが合いますね」
キョン「なんてこった…じゃあ、俺達は一体どうなるんだ…? おい、ハルヒ、起きろ!今大変なことになってるんだぞ!」
ハルヒ「んー?…もう、バカキョン…さっさと……むにゃ」
なんでこいつはこの状況でこんなに幸せそうに寝ていられるんだ!?
兵士「おい、お前ら!今すぐ外へ出るんだ」
パズー「シータとナガトはどこだ!?」
兵士「いいから来い!」
パズー「…くっ!」
古泉「…行きましょう、みなさん」
キョン「…わかった。おい、ハルヒ!」
ハルヒ「ん…?うるさいわね…!? え? ここはどこ!?」
キョン「いいから、行くぞ、起きろ」
俺達は兵士の後に続き、重苦しい廊下をひた歩いた。
すると急に兵士が立ち止まり、こちらに振り向きもせずに言った。
兵士「ここで止まれ!」
そうしてしばらく待っていると、そこに現れたのは…
世界史の先生によく似た眼鏡の男と、シータ、それに長門だった。
コックローチ!
>>496
え、と・・・なんだっけそれ?
いきなりの兵士の登場にも驚いたが、これにはもっと驚いた。
さして抵抗もせずに、そこにいるのが当たり前かのように、シータと長門はそこにいた。
状況がつかめず、しばらくその場に立ち尽くしていると、シータと長門の横にいる男が口を開いた。
大佐「いやいや、悪かったね。まさか君らが海賊達の手からシータを守ってくれていたとは思わなかったんだ」
パズー「シータをどうする気だ!?」
大佐「どうもしないさ。ただ、少しばかり我々に協力してもらうだけだ」
そう言うと、その男はシータに視線をやり、すぐこちらに向き直った。
シータ「いろいろと迷惑ばかりかけてごめんなさい。私のことは忘れて。みなさん、今までありがとう」
パズー「シ、シータ?」
古泉「…長門さんはどうなんでしょう?」
キョン「そ、そうだ!お前らの目的は石とシータなんだろ!? 長門は関係ない!」
なのに、なんで長門、お前は黙ってるんだよ!!
大佐「いや、我々の目的は別のところにある。その目的のためにシータの協力とこの石を手に入れることが必要だったんだが…」
今度は長門の方に視線をやると、むかつくニヤケ笑いを隠しもせずに言った。
大佐「彼女にも、いろいろと協力してもらおうと思ってね。いや、二人とも物分りがよくて助かったよ」
ただいま
Gの殺虫剤
キョン「長門…お前…」
パズー「シータ…」
シータ「ごめんなさい…」
長門「…」
キョン&パズー「ちくしょおおお!!」
ハルヒ「ちょ、キョン!?」
何も考えてないのに、体が先に動くとはこのことだ!
ただ、見慣れたはずのいつもの長門の無表情な顔を見て、いきなり腹が立った!
なんで長門があいつの協力に応じたのかはわからない!
ただ、お前が言ってたシータの世界に迫っている危機ってのは…
間違いなく、今お前の隣りにいる男が引き起こすものだってことくらい、超能力者でも未来人でも対有機生命体コンタクト用ヒューマノイドインターフェースでもない俺にだってわかるぞ!
それなのに…お前は、そんな奴に協力するっていうのか!?
そう考えると、もう落ち着いてはいられなかった!
どうやらパズーも俺と同じ気持ちだったらしく、パズーはシータに、俺は長門に向かって突進した!
しかし…
兵士「お前ら、止まれ!」
俺の突進は軽々と兵士の手によって止められてしまった!
だがパズーは兵士の手をすり抜け…
パズー「シータ!!!」
大佐「君らも男なら、聞き分けたまえ!」
あの男によって押さえつけられた。
キョン「ちくしょう…!長門、お前…!」
パズー「シータ!!シータ!!!」
俺達の言葉むなしく、あの二人は…
長門「…」
シータ「…本当に…ごめんなさい!」
後ろに控えていたもう一人の兵士に連れられ、部屋へと入っていった…。