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78 :吾輩は名無しである:2007/10/10(水) 05:00:14
きのこの文章と文体は
いまどきの流行のV系音楽の影響がみれて
そこに現代的なナルシズム傾倒を見ることも出来るだろうが
ぶっちゃけて言ってしまえば、三島も太宰もナルシズムを
文体とボキャリズムで文学に昇華させていた。
そう考えれば、きのこは真なる意味での
現代的な三島・太宰の再来と受け取ることも可能。
文学そのものが古典だけをありがたがる伝統芸能ではなく
その時代性をも含めた、人を描くための作品を噤む行為そのもを指すのであれば
きのここそが、否、きのこのみがこの時代での「文学性」を体現しているといっても過言じゃぁない。
ラノベだエロゲだのといった商品形態の括りで文学か否かを判断するのは愚かだ。
そろそろ皆気づかないか?
きのこという天才作家が、ついにこの国の文学の、新しい一歩を踏み出させた事実を。