>>469
円安輸入コスト増による値上げは企業にとっても消費者にとってもマイナスでしかない。
価格上乗せ分が企業利益になるわけではなく、消費マインドに水を差すだけ。
誰も得しないだろ。
こうした誰も得しないインフレに加えて、消費増税も間近に控えている。
海外みたいに食料品など一部の品目を低くするとかならともかく、
日本では一律に５→７→１０％（２倍）に増税されてしまう。あと１〜２年の間に急激にだ。
こんな状況で企業は安易に値上げできないし、「 庶民 」の消費はまず増えない。
＞輸出企業が儲かれば、その下請けの企業も儲かる。延いてはその社員も儲かる。
経済の教科書通りの答えだね。（笑）でも、そのとおりになるなら
不景気になったり金融不安になることなんて今まで無かったよな？
いろんな要素が複雑にからみあってそんな単純にはいかないよ。
例えば、テレ東の経済番組（ガイアかカンブリア）でトヨタの下請会社の人がうちは
アベノミクスの恩恵なんてまったく無いって言っていた。
円安で材料調達コストが上がっても同業他社との競争で価格転嫁できず、
納品先のトヨタが儲かったからって下請けに利益を還元（仕入れ値UP）してくれるわけじゃない。
足下を見られる構造は変わらず、アベノミクス以前より経営が厳しくなったってよ。
「あいつら」は俺達と共存共栄するつもりなんかないって。利益は独り占め。
他の業種でもたぶん同じ。これは現場の人じゃないとわからんだろうな。
株が上がったとか、高額商品が売れ始めているとかニュースで盛んに言われているが、
こういう副作用はほとんど報道されない。恩恵を受けるのはごく一部の奴らだけ。
為替の影響を嫌った優秀な下請け企業が現地生産の海外工場周辺に出て行ってしまったりもしている。
これじゃ国内の雇用が減ってく一方だよね。技術も外国に流れてしまうし日本の若者も育たん。
原発事故で国土喪失した国が原発セールス（莫大な賠償リスク）とか、金をジャブジャブ刷ってやる（信用不安）と
煽ったり、派遣に加えて限定社員と解雇ルールとか、またわけわからん事やろうとしようとしるし、
もうヤケクソって感じ。そろそろ末期なんじゃないかな。