>> だから閔妃死亡後に閔妃を平民に降格してるし、
これは日本軍による命令に過ぎない。
行方不明になってる王妃を殺したことがばれたら、その反発が怖くてやったもの。
時間稼ぎして王妃じゃない一般市民を殺した形にしたら、少しは反発が和らぐと
浅知恵を発揮したものだろう。いかにも軍人上がりの三浦梧楼らしい。
しかしこの実行力は日本政府に認められて、出世してます。
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事件関係者がこの事件によって皆「箔」をつけて出世していることである。三浦梧楼
は枢密顧問官を経て晩年は学習院院長という「名誉ある」地位を与えられたという
(梶村秀樹『朝鮮史』)。
領事館補堀口九万一(大院君の担ぎ出し係。堀口大学の父)はブラジルなどの
公使を歴任、公使館付き武官で朝鮮政府軍部顧問の楠瀬幸彦中佐(守備隊を
動員)は陸軍大臣になり、邦字新聞「漢城新報」社長の安達謙蔵(民間人の動
員係)はいくつかの大臣を歴任して政党の総裁となり、同編集長で実行隊の一人
であった小早川秀雄は九州日々新聞の社長となっている。
([学習ノート1]閔妃暗殺 より)