>>366 「軍事上ノ必要ノ許ス限」という条件が書いてある事を意図的に隠すとは
あなたに言わせたら「軍事上ノ必要ノ許ス限」という文章があれば、水戸黄門
の印籠並みに、南京虐殺でも使いたいのだろうね。
でもこの規定は憲法の
「国民の権利は・・・公共の福祉のためにこれを利用する責任を負う」と同じで
法の最大の目的は、弱い個人の自由・生命・財産の保護なんだよ。
戦争で弱い立場になった捕虜や市民を、強い占領軍の横暴から守るための法。
この法がなければ、占領軍兵士の殺人・強盗・強姦などを防げない。
だから「公共の福祉」とか「軍事上の必要」というのは最低限に考慮し、個人の
生命などは最大限に考えるべきなの。
具体的に言えば敵の捕虜を捕まえたなら、食料を与え後方移送などに兵士を
振り分けて残りの兵士で進撃すべきで、南京戦でのように食料がまったくなくて
現地調達というカッパライを兵士に行わしてはならないという意味。
食料もなく後方移送も出来なければ、捕虜を殺すのが当たり前になる。
こんな兵士になってしまえば、武器も持たず抵抗もしない市民だって、上官の命
令があれば平気で殺すようになってしまう。
こうならないためにハーグ条約が作られ、強制力を与えられ諸外国が署名したの
だけど、日本軍は将校や兵士にハーグ条約を教育しなかったんだよね。
知らなければ兵士が守れるはずがない!
ーーーー引用開始ーーーー
中隊長が来てくれといふので、そこの藁家に入り、恰度、昼だつたので、飯を食べ、表に出てみると、既に三十二名全部、殺されて、水のたまつた散兵濠の中に落ちこんでゐました。山崎少尉も、一人切つたとかで、首がとんでゐました。
http://www.geocities.jp/yu77799/hinotegami1.html