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我々は必死に戦った
戦友は何人いるかわからず、敵も何人いるかわからず
ただひたすら戦い、戦場の中を突っ走る
だが確実に、一歩一歩と差を詰められている、押されている
何も無い戦場、勝つものの戦利品は自己満足、優越感のみ
「奴等は敵だ追い返せ」「あいつ等は汚い事をやっている、制裁を与える」
何の根拠の無い言葉も浴びせられる、確証も無い、ソースも無い、ケチャップも無い
そして確実に、ゆっくりと一つの時代が終わろうとしている
最後まで抵抗する民、たとえ一人になっても追い返せるチャンスはあると
必死にそう思ってきてここまでやってきた、だがそんなのは虚構に決まっている
そして、そしてついに敗北する軍勢
相手軍は狂気に踊り歓声を上げ勝利を分かち合い酒と馴れ合いを交わす
自軍はぐったりと誰一人口を動かそうとしない
ああそうか、負けたのか、と一人口にする
何かが足りなかったのでは無い、相手が多すぎた
執着する信者達はこれからも戦争を繰り広げるだろう
そして敗者には自分の中心にぽっかりと穴が開く事になる
言い表せない気持ち、何かの虚無感
その唯一の答えは
「一つの時代が終わった」