>>108 返信ありがとうございます
＞郵貯の運用を米証券会社に信託するって話は聞いたことあるけど、「あげる」ってのは全然違うでしょ？
「運用を米企業に信託する」って、ズバリ「あげる」のと何ら変わりませんが？
その信託されたアメリカ企業が、
既に信用のぐらつき始めている「アメリカ国債」や「米ドル」を買わせるように「運用」する事が「あげる」という意味ですよ？
実際民営化されてからも郵政公社は堅実な経営を続けてきましたが、アメリカとその回し者は文句ばかり言っています。
「日本国債や都道府県債しか買おうとしない」と。
国民の預金をあずかる以上堅実な経営を続けるのは当たり前で、ハイリスク=ハイリターンの投資に手を出すなど愚の骨頂です。
我々は「サブプライム」「FX」という問題を、ついさっき眺めたばかりなのではありませんか？
そしてヨーロッパがそれに深入りしすぎて、今や大火傷になってしまったことも。
日本だけが被害を受けなかったのは奇跡も有りますが、郵便局=郵政公社が海外投資に消極的だった事も理由の一つです
＞4年前の選挙で国民が民営化しろと言ったわけで
これは嘘ですね。
国民は「景気回復」と「自民党をぶっ壊す」と叫んだ小泉に惹かれたのであり、
「郵政民営化」など誰も望んでませんでしたよ？
嘘だと思うならば、当時の新聞の世論調査を調べてみるが宜しい。
朝日、読売、毎日共に、「郵政民営化」を期待する国民は解答者の10％前後。
10人中1人居るか居ないかでしかありません。
最も多かったのは「景気回復」、そして小泉の靖国参拝に盛り上がった「日本の主体的外交」。
「中韓に対する毅然とした姿勢」なんかも主体的外交に含めるならば、「郵政民営化」など日本人は求めてなかったのが明らかです
そもそもサンデープロジェクトという討論番組で郵政民営化の旗振り役を勤めた竹中平蔵は、「合理的な理由」を一つも挙げられませんでした
竹中「郵政事業は赤字で・・・」
金子勝「いや、郵政は赤字じゃないですよ？大幅な黒字。」
竹中「(顔色変える)い・・・いや、でもその預金が財投を通じて赤字の第三セクターに流れているから・・・」
金子「ならその第三セクターを切れば良いだけじゃないですか？郵政を民営化する必然性を感じない」