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ちょっと長いの行くぞ
昔聞いた話なんで大まかなことしか覚えてないが大体あってると思う
【館の話】
その館は遭難したりすると忽然と現れるんだ
その屋敷には礼儀正しい少年が一人だけ
そこに遭難した迷い人が一晩その屋敷に泊めてほしいと頼んだ。
少年は快く受け入れてくれた
その少年は「助けが来るまでの暇つぶしに僕の話を聞いてくれませんか?」と聞いてきた
まあ、この屋敷には他に暇つぶしになりそうなこともなさそうだ、迷い人は聞くことにした
そのどこで仕入れたかもわからない話はどれもこれも面白いものばかり
迷い人はたちまちその話の虜になった
「この話の出所はどこなんだ?」
迷い人は尋ねた。すると少年は
「気になりますか?」
迷い人は是非と答えた
話してくれたらなんだってしようとまで
どうしても気になってしまったのだ
すると少年はその出所に案内してくれるという
ついていくとなにやら墓場らしきところに着いた
膨大な数の墓場が立っている
そう、話の出所は彼らだったのだ
さらに目の前に自分の名前の彫ってある墓が自分を招き入れるように口をあけていた
驚き後ずさりする迷い人
気がつくといつの間にか少年は真後ろにいた
そしてこう言ったのだ
「では、僕からのお願いを聞いていただけますか?」
そうしてその迷い人も【話の館】話の一つとして組み込まれた