ホラー百物語でフレコメする奴について


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■ホラー百物語でフレコメする奴について

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1 名前: 貴方の後ろに名無し :2016/07/27(水) 13:00:20 ID:0O1wt1dX

今ホラー百物語見てんだけどフレコメするガキがいて超ウザい。
同じこと思ってる人いるかな?

2 名前: no name :2016/07/29(金) 19:56:52 ID:f1mkUycq

              -ー=-‐ 、__
          , r '"        ヽ,
          l             ' ,
         /   三ニ=ー-'`=ニiiiiiiiiiiil
        /  ニ'"       `ヾiiiiiiii|
        /  ニ'           'liiiiii|
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       l  .il .,rェェ、_" :;"ェェ j  |iiiiiil
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       ,|   il,    , :: ,    liiiiiill
       l   iil,    ` '      ,|iiiiiiii|
      /     l、  ー- -,ー   イiiiiiiiiill
      /      iゝ、  ̄  /|iiiiiiiiiiiil
     /      i| `ー- ' " ,liiiiiiiiiiii|
  
    クソスレータ・テルナー[Qtosleata Telnault]
         (1946〜1992 イタリア)

3 名前: no name :2018/08/12(日) 08:38:59 ID:ApWq+Iu+

ある所に、夫婦仲の悪い二人がいた。奥さんは勝気で、常に夫を見下し、5歳の息子の前でも平気で夫を罵倒していた。
「この役立たず!ダメおやじ!」
夫はじっと耐えていたが、遂にある日、堪忍袋の緒が切れ、妻を殺害してしまった。
直後は狼狽したものの、普段から妻を殺す妄想をしていたため、意外と冷静に行動することが出来た。
まず車のトランクに妻の死体を詰め、此処だと目を付けていた郊外の山奥まで車を走らせる。
途中からは車を止め、妻の死体を背負い、狭い山道を歩く。
人目に付きにくい場所を選び、死体を埋め、現場を去る。
深夜だったため、どうやら誰にも目撃されず、首尾よく事が運んだようだ。

それでも2〜3日は不安だった。いつ警察が訪ねてくるか、気が気ではなかった。
近所には「妻は今、実家に戻っている」と説明した。幸いなことに、二人の夫婦仲の悪さは有名だったため、
「ああ、とうとう愛想をつかされたか」と、それ以上追及する者は居なかった。
(どうやら上手くいきそうだ。)
少し安心すると同時に、今度は新たな疑問が彼に生じる。
5歳の息子が、母親が居なくなった事について、一切訊いてこないのだ。
最初の2〜3日は他の不安に気を取られ、それどころではなかったが、さすがに4日目ともなると、おかしい。不自然だ。
彼は遂に意を決して、息子に尋ねてみた。
「ねえ、ママがいなくなったのに、どうして何も訊かないの?」
すると息子は、不思議そうな顔をして、じっと父親の顔を見つめ、そしてこう言った。
「だって、ママなら、パパがずっと背中におんぶしてるじゃないか」

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