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>>313の続き。
「WindowsXPのように単に新しいものに移れないだけ」という指摘を
される方を別のところで見かけました。しかし、これは全くの的外れです。
WindowsXPで昔から改造を重ねた結果、
「既に特に不満の無い形」
が出来上がっていたのです。
WindowsVistaは当時の大半の人にはAeroによって動作が重かったなど
の理由のため、評価の良いものとはいえません。Windows7は、
「XPと大差無い（7がXPとほとんど一緒である）」OSであり、
ハードウェア面に置いても不足があまり無く、ゆえにPCが重くなるような
ものでもなかったため、ファイルなどをドラッグ＆ドロップでファイル内
の好きな場所に移動できないという不便はあったものの、デザイン、
機能性において概ね好評ということになっています。
ところがWindows8にした途端、
「どうやって終了するの？」「シャットダウンの仕方が分からない」
などの批判に晒された結果、新しく出たWindows8.1において、
やっぱり従来のWindows画面にスタートボタンを復活させてしまいま
した。（がっかりなスタートボタンらしいですが）
Windows8の新しいデザインは一つのウィンドウが全画面を占拠する形に
なります。広い画面を覆い尽くし、別の操作をしたいときにはやはり
スタート画面に戻る。これは大きなスクリーンにとって逆に手間が
掛かり、かつ、マルチウィンドウで広い画面を生かして操作が快適に
できる利点を潰してしまいます。
複数のアプリケーションを一つの画面に開くことも出来るかもしれま
せんが、これはWindowsXPや7でもできることで、わざわざ8にしなけれ
ばならない理由でもありません。
一つのウィンドウだけしか開くことが難しい、小さいディスプレイなら
まだしも、世の中のPCのディスプレイでタッチ操作に対応しており、尚
且つそのような小さく狭い画面の人がほとんどということは無いでしょう。
従来のWindows画面もできるよ！と言う方もいらっしゃるでしょうが、
それなら元からデザインを一新する必要が無いのです。
Windows7ユーザーを取り込むためじゃない？という理由であるならば、
8.1のデザインがいいからではなく、やはりXPのあたりのデザインが良い
から移ったという結論になります。