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>>743
人以外の動物は、目的＝未練や執着を残して死ぬ事はめったに無い
生存本能から来る。死にたくないって感情は肉体的ものだから、死んだ時点で消える
ただし、〜だから死にたくないって場合は、〜だからって未練が残るので、才能があれば霊になれる
狐、猫、蛇とかが祟るってのは力関係の問題が大きい
肉食動物が草食動物を狩っても祟られないのは、単純に
力関係が肉食＞草食のため。化けて出ても勝てない
また、文字通り「食われてる」ため、化けることすらできない
で、前述の狐、猫、蛇とかが祟るってのは
力関係で負けてる人間が状況の有利を利用して傷つけるから発生する
また、狩猟などで狩人が祟られないのは「恨み」を買ってないから
死ぬ事自体。殺されること自体は↑で言った生存本能の問題だから動物は気にしない
ただ、殺されるまでの過程で苦しめられたりすると、そのことを恨み化けて出る
人間の場合。死ぬことによって失われる物を考えるから
生存本能とは別の意味で死を恐れ。それをもたらした者を憎んだり、失うものに執着したりして化けて出る
動物霊が少なく。人間霊が多い理由はこれ
ついでに言うと、魚、植物、昆虫は痛みを感じないので、殺されても恨むことはない
ただし例外的に、才能のあるモノが即死して。死んだことに気づかず彷徨うことはある
また、植物の場合。自然霊に含まれる個体が稀にあり
霊木などはそこにあり続ける必要があるため
倒されたりしようとするとそれを防ぐため霊障などで妨害を行うことがある
それでも切り倒されてしまえば役目も終了するから、そのことで恨んだり祟ったりは無い
ただし「そこにあり続ける理由」によっては
地脈が乱れたり、封印された何かが出てきたりして二次被害を被り。それを祟りだと誤認することはある
例外的に、妖樹のように半ば妖怪化してる場合。普通に死後も祟ったりするけどね
ようは「才能」と「目的」その２つが揃わないと霊には成れない
そして、その２つの用件を満たせれるのは、小賢しい知恵を持つ人間くらいってことさね
世の中、弱肉強食
それは死後も変わらないって言う、救いの無い話(´･ω･`)