計画停電しなくても、嫌でも定期的に予測不能な大規模停電が起こるよ。
東電エリアでは数日かけて1千万KWの電力を補えた。
でも自主的な節電が予想以上に少なくて、計画停電と各企業による大規模節電で数日かけて補った電力を数時間で使い切ってしまった。
日に4千万KWも消費されてる。
だから計画停電を拒んでる23区でも大規模停電によって完全に電力停止する可能性が非常に高い。
それも1回や2回じゃ済まない。
現実的に考えて、日本で一番電力を消費してる23区(一部でも)で計画停電をしなければ一生かけても電力が賄えない。
23区以外の計画停電を行っても尚マイナスだからね。
理論的に考えたらこのまま一生計画停電、大規模停電の懸念が続くことになる。
夏になれば猛暑地帯の東電エリアでは当然、今以上に電力消費の需要が上がる。
昨日は電力消費の需要大口である鉄道会社等が一時的に電車の本数を減らす等して電力を補って何とか大規模停電を回避出来た。
でもその手段は今後の日常生活に麻痺が生じてしまうから年に数回しか行えない。
最低でも全員がエアコンの使用とPCの長時間使用、それにPS3のような電力を大幅に消費するゲーム機なんかの使用を避けなければならない。
そうしない限りは一生断続的な停電が続く。
凍えるほど寒いと言うなら確実に冷蔵庫は必要無い。
そこまで寒いなら一番冷え込む場所に要冷蔵の物を置いたら良い。
ちなみにエアコンの電力消費は一般家庭の電力消費の4分の1を占めてる。
PCも似たようなもの。(現代のPCは"GPUだけでも"200~300Wの消費がある)
それでも都会では「自分が節電しなくても影響ない」と考える人が多いから、いつまで経っても停電解除の目処が立たない。
このままでは本当に一生停電が解除されないから政府権限での弾圧(政令等)による長期的な強制停電が行われるかも知れない。