>>280 現実の運用面で三権分立になってないから、「憲法上」三権分立じゃない?w
現実の運用面が一番大切なのであり、それ以外のことは付けたし。
憲法の設計上、うまく動くはずなのに予定通り動かなければ設計が悪いわけだ。
チェルノブイリ原発が爆発した時、ソ連政府の憲法上やるべきことは国民の保護。
ところがやったことは、事故からもっとも大切な1週間もこの情報を握りつぶしてしまった。
ソ連国民は海外放送から、あやふやな又聞きで自分の身を守るだけで精一杯だ。
国家設計上は国民の保護最優先なのに、情報を握りつぶした現実の運用面か
ら見ればどちらを重視すべきか明らかだろう。
三権分立の思想というのは、日本国憲法をみると50年近くの一党の政権維持
を想定をしてない。衆議院議員の4年や裁判官の10年任期という点からみると、
5年くらいからセイゼイ10年くらいでの次の政権交代を想定してる。
それであれば国会が内閣を指名し、内閣が裁判官を指名しても次の政党の
内閣が5年くらいで出てくれば、行政官僚も政党と癒着しないし、裁判官も癒着
しないうちに行政・司法が回転する。
しかし50年近くというのでは、指名権を持つ旧政権がエコヒイキし、出世させた行
政官僚と裁判官達の、新政権への権謀術策をつくした反乱が出てこざるを得ない。
その表れが宮内庁長官の天皇陛下をダシにした外交妨害や、鳩山、小沢への
検察庁官僚からの狙い撃ち国策捜査。
だから三権分立というのは、チェルノブイリ事故と同じ憲法上の幻想なんだよ。