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変化への胎動は、鳩山由紀夫氏や小沢一郎氏にかかわる「疑惑」報道
あたりから始まっていたのかもしれない。
「政治と金」の問題は多くの議員について存在するはずなのに、なぜ、
政権交代を果たしたばかりの党の二人の代表者に向けてだけ、その追
及がなされるのか?
どう常識に照らし合わせて考えてみても、間尺に合わないと感じられた。
検察に対する不信の目と同じような視線は、同時に、これまで警察や
検察の発表をある意味では「そのまま垂れ流し」してきた、新聞や
テレビといった伝統的なメディアに対しても向けられた。
とりわけ、「記者クラブ」に象徴される閉鎖的な体質が、批判の対象
になったのである。国家の正義を実現するはずの「検察」という組織、
公益のために、報道を行なうはずのメディア。これらの、いわば
「社会の秩序」を担う実体に対する信頼感が低下したことが、2010年
の最大の出来事の一つだった。
http://www.asyura2.com/10/senkyo103/msg/739.html