例えば、世界でもほとんど珍しい直接民主制が 一 部 残されているスイス。
直接民主制なのは「一部」だけの上、間接民主制も併用されている
そしてスイスは、「三権分立」が形の上でも成立していない
立法府と行政府が同一で、憲法上や法律上でも分権していないのはwikiに書いてある上、恵也も紹介されている
曲がりなりにも憲法上三権分立が明記されている日本よりよっぽど「強い政府」(政府の大小とは無関係)である
だからスイスには「政府の暴走」を止めるストッパーとして「直接民主制」が存在しているのだし、
全く同じ理屈で180度裏返して「民衆の暴走」を止めるストッパーとして「立法府=行政府」の「強い政府」を持っているのだ。
このように一部「直接民主制」を採用するスイスですら「衆愚への不信感」を根強く持って政治体制に反映させているのがヨーロッパである。
恵也は他人に「嘘つきはアフガン人の爪の垢を飲め(そして死ね)」と言うなら、
まず恵也自身嘘つきだから『アフガン人の爪の垢』を飲むべきだし、ヨーロッパの歴代政治思想家たちの爪の垢も飲むべきだろう
そうでなければ釣り合いが取れないしそもそも話にならない