朝起きると僕はトイレに行かず真っ先にパソコンの起動させる……画面には昨日と同じポーズで僕に微笑んでくれる初音ミクがいるから。
昼間はミクちゃんの歌を聴いて夜寝る時もミクちゃんお休みと言ってパソコンの電源を消す生活だった、僕はそれで満足だった。だってミクちゃんは突然我が身に降臨なされた大天使のような存在だったから。
でも最近、ミクちゃん以外の別の娘の事が気になっていた。それは漆黒の帽子と服に純白のエプロン……名前は霧雨魔理沙タンと言う性格が悪くて嘘吐きな魔法使い。僕はそんな彼女に心を持っていかれていた。
家族からは「お前！ 自分で何やってんのか分かっているイカか！」と掴みかかってきたが非想天則でチルノが魔理沙に言われた嘘の事を考えたら痛くも痒くも無かった。
友達から「お前のミクに注ぐ愛もその程度か」っと罵られたが魔理沙が四季映姫に言われた内容に比べたら軽いと感じた。
そんな僕ですが……魔理沙タンからビリー・へリントンにハマってしまいそうです。