>>432 日本軍入城目前の12月8日に、非戰鬪員は全て安全地區に移るやう命じた
市長が安全区に行くようにと、市民に対して布告を出したんだろう。
原語である中国語の表現が判らんけど、世間一般に広く告げただけの話。
日本語で言う命令したとかいう意味ではない。
この掲示板で俺に反論してる方には共通してるのだが、言葉に対するイメージ
が非常に貧弱な内容なんだよな。
旧軍隊における「命令」は、命令のイカンを問わず実行しないと処罰されます。
戦場においては実行しないと殺されても文句が言えないのが旧軍隊における命令。
しかし市長が市民に安全のための行う布告を命じることは、イメージがまったく違う。
日本における布告には、避難準備、非難勧告、避難指示の3種類がある。
一番強い布告である避難指示でさえ、民生委員などが避難するように伝えても
避難しない老人に対して、警察に頼んで強制的に避難させるのが限度だ。
南京虐殺時の市長の避難布告がどの程度の強制力があったのか判らないけど
戦争という異常事態では、市長の出せる布告は強制力のない日本語でいう「避難
勧告」程度のものだろう。どのみち市長は逃げ出すんだから。
だからあなたが最初に紹介した、田中正明氏のHPでいう「避難せよと命令」と
いう翻訳はデマというべき。捏造の豪傑じゃこんな翻訳をするのは当たり前だがね。
もう少し言葉に対するイメージ力を豊富にしなさい。
>> ティンパーリの『戰爭とは何か』にも南京は避難民の密集する「鮨詰め」の安全地帶
ティンパーリは南京に残ってたボランティアの安全区国際委員からの連絡で、南京の
様子を知っていたもので上海に居られました。
国際委員には、安全区から外に出ても他人の家に入って見る権利はありません。
だからただ人通りが、安全区の外は少なかったというだけで無人地帯とは違う。
言葉は正確に使いましょう。