韓国艦沈没、北朝鮮犯行と断定できず…露専門家
【モスクワ=山口香子】インターファクス通信は8日、露海軍首脳筋の話として、韓国海軍哨戒艦沈没事件についての韓国側の調査結果を検証したロシアの専門家チームが、調査結果からは北朝鮮による犯行と断定できないと結論した、と報じた。
今後、ロシアが国連安全保障理事会での議論に消極的な姿勢で臨む可能性がある。
同通信によると、露専門家は韓国で証拠物や船体の損傷を検証したが、「北の関与と断定するには立証が弱いと判断した」という。
(2010年6月8日22時08分 読売新聞)