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>>876
ふむ、119条2項でわざわざ「営利を目的とした」と明記されているので、
1項の法文は「非営利」の著作権違反に関わる問題を扱っていると考えていいと思います。
そして、私もたぶん除く規定はmugenには関係ないことだと思っています。
しかし、最後の一文のことが私には引っかかっているのです。
刑事裁判は個人の訴えで始まるものではありません。警察、要は
国の訴えで始まる裁判なのです。分かりやすい例としては「殺人罪」なんてものがあります。
これが実際に生命の権利侵害を行われた者が訴えることは無論できません。
でも、裁判が行われるのは国が勝手に始めているからです。
これらは、要は刑事裁判を始める際は個人の利害ではなく、
社会全体の利害を起因とするものだからです。
例外的に親告罪というものがあって、これは被害者側から申告がない限り、
国も動けないというものです。
しかし、この親告罪は刑法内でのみに適用されられるものなので、
産業法である著作権法にも適用可能なのか？
もしくは、それに類似する法律があり、それが適用しているのか？
もしくは、刑事裁判を行えるには欠如している事情があるのか？
というところで私は行き詰って、この３択について考えているところです。