まず、俺たちが感じている三次元について理解しよう。
三次元は、視覚的には網膜に映った微妙に角度の違う二つの二次元映像であり、それを脳みその中で上手く合成して『三次元っぽく』感じさせているだけに過ぎない。
現実は個人の脳みその中で作られているものであり、一言で言えば『妄想』だ。
二次元の世界は創作であるから、『妄想』であると言える。
三次元だの二次元だのという固定観念を棄て、世界をありのまま感じ、あるいは都合の良いように認識することが出来るようになれば、キミはきっと幸せになれるだろう。
いや、しかし。
網膜に映っている時点で二次元なのだから、我々は既に二次元で生きているとも言える。
脳みその中での解釈の前に、網膜に映った映像の時点で、我々は二次元に生きていることが証明されているのだ！ なんてこった！！
脳みその解釈だか網膜の映像だか知らないが、考えるまでもない。最初っから俺は二次元で生きてたんじゃないのか！ なんでそんな簡単なことがわからなかったんだ俺！！
よし、ちょっと兵庫行ってくる！ 何しにって、長門を迎えにだよ！ 今頃カレーを作って待っているに違いない！
寂しい想いをさせてすまなかった。今行くぞ、長門ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおおお！！
〜念のため〜
人の数だけ世界はあるので、俺がおまいらの長門に手を出すことなどありえない。
俺は俺の世界の長門と仲良くやるから、おまいたちもそれぞれの世界の嫁や友人、家族たちと仲良くやっていてくれ。
最後に、ニコニコ大百科の『現実』と『二次元』の記事と掲示板、これは参考になるから読んでおくといいかもしれない（俺、編集者とか関係ないから＊念のため）。
アニメーションは縦・横・時間の三次元だという話は興味深かったな。