好きな国、嫌いな国


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■好きな国、嫌いな国

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494 名前: no name :2008/03/01(土) 13:10:21 ID:1iTpq30C

好きな国 東洋的土壌を持ち、日本元来の精神、道徳的民族主義、非軍国主義の『日本』

嫌いな国 西洋的価値観を精神土壌とされ、『アメリカ化』した現代『日本』

半世紀前のせんそう、センソウ、戦争。一般家庭の安寧を置き去りにして、富国強兵を叫んだ国家が敗北していった歴史を顧みることなく、
戦後のGHQ政策を甘受し、押し付けられた西洋的価値観で否定された自己の空白を埋めGNPに形を変えただけの富国強兵策で経済立国
の地位を築き上げたこの国はそれ以外に自分を語る言葉を持てず、取り違えた自由の名の下に論理も殺してしまった。
全共闘の衰退から四半世紀、唯一の拠り所にしていた経済神話も融解を始め、遠からず再び終戦直後の虚脱感を迎えるのは時間の問題、
もう新たな価値観を与えてくれる戦勝国の存在はある筈も無く、半世紀以上の時の重みに死滅してしまった自己に回帰する術もない。
どこに行き、どこに帰ればいいかわからない。自分を誇ることが出来ない。
下手をすれば毎月入れ替わる総理大臣には、大統領のような重みも無い。議員は地域や企業の利権代表者で、官僚は縦割り行政の権化。
文化も伝統も敗戦という歴史のフィルター越しに全てが白々しく、今とあまりにかけ離れた別世界のものとしか映らない。
挙句の果てに軍国主義は産業主義にとって替り、本来国家が与えるべき帰属と誇りは企業が代替わりして与えるようになった。
だが本来営利を根本に置く企業にモラルはある筈も無い。闇市からの脱却を目指しながらその貪欲さを核にしてひたすら右上がりに走り続けた
経済活動は半世紀を待たずに臨界点に達した。働き過ぎ、儲け過ぎはバブル崩壊の惨禍を目の当たりにした国民にとってはただの徒労でしかない。
国家、宗教、思想の大論理に基づいて企業の小論理も帰属に値するものでは無くなってしまった。

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