好きな国、嫌いな国


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■好きな国、嫌いな国

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324 名前: no name :2008/02/03(日) 11:34:23 ID:BkrFFgSv

有名無実に終わった平壌宣言から5年経った現在、六カ国協議にもほとんんど背を向けたような状態が続いている北朝鮮にはもうあとがなく、
それは日本も同じ現状で、今は平静を保ってはいるが次の北朝鮮の出方ひとつでは最悪の状況になりえるだろう。
すなわちアメリカ抜きの安全保障など考えたことも無いこの国がこれから『核実験を再開する』と宣言した国と
事実上戦争状態に陥り、肝心のアメリカは対北と対中国が密接に直結、繋がっている以上そう簡単に手を打つわけにもいかない
という孤立した状況。これはまだマシな方だろう。
表面上は友好を保っているが実際は軍事演習という名目の軍備調整、
要するに両国の大陸越しの睨み合いは、
さらなる関係悪化を招きロシアと韓国は両国を秤にかけながら次の出方を窺っている。
このような第二次冷戦が幕を開けるかもしれない。
実際、北の核実験再開宣言に対してアメリカはこれといったアクションをみせてはいなかった。
六カ国協議の合意を容易く覆され、議長国の面目に泥を塗られた中国ににしても同様だ。
どちらもアジアのパワーバランスを意識して身動きがとれず、核という切り札を握りキーマンの如く振舞っている北が両者の間にいるという図。
そこから浮かび上がってくるのは狂犬の論理で核を振りかざす北と孤立した日本という構図だ。
もう『日本への攻撃はアメリカへの攻撃と同義』などという建前を、無邪気に信じていられる状況ではない。
危機に弱い日本、主権なき国家、リベラルという思考停止、明確なロジックを世界に打ち出せないまま他国から『与えられた自由』
という結果だけをただ享受し、『自らの手で勝ち取る自由』の過程を経ずにここまで発展を遂げてしまった日本はただ流されるだけ。
そんな国家を『美しい』と定義するのは冗談にしてもなかなか笑えないと思う。

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