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んで、ダウンロードの違法化について・・・なんだけど。
結局、何で「違法化」「違法化」騒がれてるかって言うと、
ダウンロードが「個人の複製の範囲内」の外に置かれることに
なったからなんだけど、これの決まり方がイマイチ
「なんとなく」感が否めないわけ。
議事録を参照してみてほしいんだけど、
「なぜ」の部分の議論が丸抜けで、
満場一致みたいな話になってるのね。
まず根本的に、パソコンに音楽を記録すること事態が違法であるという
判例があって(ストレージサービス違法判決でググってみて)、
ネット上に転がってる音楽ファイルはほぼ違法ファイルなわけ。
そのファイルにアクセスして聞けば、確実にダウンロードした事に
なるんだけど、それが今までは「個人の複製の範囲内」ということで
合法とされてきたわけなんだけど、
「その枠からはずすことを法律に明記すべき」という
見解を示したことにより、「ダウンロード」は違法な複製という
位置付けに変えようという動きが出てきたわけ。
まあ、言葉面だけ追っていくと
一見普通のことのように見えるんだけど、
「ちょっとまて、ほとんどのエンターテイメントコンテンツは
DLしながらみるよな?ということは・・・みんな違法ジャンwww」
っていう、お粗末な結論に達するわけですよ。
まあ、ここで飛躍してるだろうという意見はあるし、
適法マークなどの話もあるわけだけどね。
俺としては、この際、「共有の是非」まで
踏み込んだ議論にすべきだと思う。
なぜならインターネットの本質が「共有」だからです。
この共有の問題をクリアしない事には、
一番面白いコンテンツを持っているテレビ局やラジオ局も
ネット上でのオンデマンド放送が出来ない上に、
そこにまつわるビジネスやマーケットも発展していかないわけ。
だから、早急なルール作りと管理方法の確立が重要であって、
ニコニコ動画なども、そういったオンデマンドサービスで、
更にCGMでもあるわけだからルールを考える責任はあるし、
本気で著作権侵害を止める気ならば、法律ではなく、
機会自体をなくす努力をしないことには、
永遠に解決しない問題だと思う。